第76話ではカーロス・リベラがタイガー尾崎にわずか16秒でKO勝ちし、ジョーに挑戦状を叩きつける様子が描かれました。
当然ジョーはこの挑戦状を受けたわけですが、すんなりと試合が行われるということではないみたいです。
今回はジョーとカーロスとの試合に水がさされるエピソードの様です。どうやらカーロスに世界チャンピョンとの試合のマッチングの話がくるようで、その試合の都合のためにジョーとの試合ができなくなるかもしれないそうなんですね。
一体どういうことなんでしょうか?
あしたのジョー第77話を視聴した結果をまとめました。
カーロス・リベラが世界タイトル挑戦よりもジョーとの試合を選んだ回
今回はカーロスの元へ世界チャンピョンのホセ・メンドーサとの試合のオファーが舞い込むというエピソードが描かれました。
大筋は次の通りです。
- カーロスがジョーとの試合に向けてトレーニングに励む中、ヘンリーというプロモーターがロバートを訪ねてくる
- ヘンリーは世界チャンピョンホセ・メンドーサとの試合のオファーを持ってきた
- ロバートは、カーロスがジョーとの試合に向けて調整をしている様子を考え、一度はヘンリーからのオファーを断る
- しかし、「上り詰める」というロバートとカーロスの本来の目的を思いおこしロバートはカーロスへジョーとの試合を中止し、ホセ・メンドーサとの試合に切り替えることを提案する
- 迷うカーロス
- しかし、そんなカーロスの元へ訪れたジョーの顔を見て、カーロスは改めてジョーとの試合を決意するのであった
カーロスはジョーと同じように「闘い」を望んでいる
カーロスは幼少期をベネズエラのスラム街で育ち、喧嘩に明け暮れた生活を送っていたようです。
そんなカーロスをロバートがスカウトし、現在の地位を獲得したという背景があったのでした。
カーロスとロバートの夢は、世界チャンピョンに上り詰めること。
カーロスには、それだけの実力もあったわけです。だからこそ、今回ヘンリーが世界チャンピョンのホセ・メンドーサとのタイトルマッチのオファーを持ってきたわけです。
それなのに、カーロスはジョーとの試合を選んだ。これは、カーロスが頂点に上り詰める以上のモノをジョーとの試合に求めていたということなんだと思います。
今話のタイトル「男の闘い」のとおり、カーロスはジョーとの試合を単にボクシングの試合として見ていたわけではなく、「男と男の闘い」、どちらが強いのかを決めるための試合として捉えていたということなんでしょうね。
ジョーとの試合を取るかホセとのタイトルマッチをとるかの決断を迫られていたカーロスが、ジョーの顔を見て決心したのは、それを如実に表現していたと思います。
「こいつには負けられない」
そういう一人の男としての闘志に火がついた・・というわけです。
カーロスのバックストーリーはもう少し欲しいかも
今回のエピソードは、カーロスのジョーへの闘志を示すエピソードとしてわからないわけでもないのですが、何となくもう少し「深み」が欲しいかなと思いました。
何故、カーロスがジョーに対して、そこまでの闘志を燃やすのか、読者や視聴者には少し分かりずらい気がしたんですよね。
百歩譲って、カーロスがジョーに対して「直感」的に、「こいつは自分の手で倒さなければならない相手」だと思ったということはわかるとしても、ホセとのタイトルマッチがどのくらいカーロスにとって重要なイベントなのかという点をもう少し深堀しても良かったかなぁと思いました。
カーロスにとって相当な重要な決断を迫られたということを示すことで、より明確にジョーとの試合の重さを示せると思うからです。
そもそも、カーロスがジョーに興味を持つようになったきっかけの一つは、ロバートにドヤ街へ連れてこられてジョーのバックグランドを知ったことだったと思います。
つまり、カーロスはジョーを自分と同種の人物であると知ったことがジョーに興味を持つきっかけになったのではないでしょうか。そう考えると、カーロスのスラム街でのバックグランドを深堀することで、ジョーに対する闘志を燃やす根拠もサポートされることになったと思えるんですよね。
次回はとうとうジョーとカーロスの試合が行われる模様
次回はとうとうジョーとカーロスとの試合の様子が描かれることになるみたいです。
予告動画ではどうなるのかは全く分かりませんが、恐らく次回は試合が始まって序盤までで終わるのだと思います。
さすがに1話では終わりませんよね。ジョーとカーロスの試合は。
私の見立てではカーロスの実力は、ジョーより上だと思うんですが、どこまでカーロスに迫ることができるのか非常に興味深いです。
次回の視聴も楽しみです♪
まとめ
「あしたのジョー」の第77話ではカーロスの元へ世界タイトルマッチのオファーが舞い込み、ジョーとの試合のどちらかを選ばないといけないカーロスの様子が描かれました。
結論として、カーロスはジョーとの試合を選び、予告通りジョーとカーロスの試合が行われることとなりました。
これはカーロスが思い描いていた世界チャンピョンになるという夢よりも、一人の男としてジョーと勝敗をつけなければならないという思いが強かったということなんでしょう。
ジョーにはそれだけの魅力があったということですよね。
次回はとうとうこのジョーとカーロスの試合が描かれます。
どんな試合運びとなるのか、今から視聴が楽しみです。
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