2回見て初めて面白いと思えた作品の代表格:宇宙船サジタリウス、覚えてる?

アニメ

1986年に放送された「宇宙船サジタリウス」に関する記事です。

宇宙船サジタリウスは、毎週金曜日、ドラえもんに続いて放送されていたアニメです。

放送が始まった当初、私はあまり面白いと思わないで見ていましたが、再放送でその面白さに気が付いた作品です。

どのような作品だったのか、復習した結果をまとめました。

宇宙船サジタリウスとは

「宇宙船サジタリウス」は、1986年に放送されたSF作品で、テレビ朝日系列で放映されました。製作は日本アニメーション。

この作品はイタリアの物理学者・アンドレア・ロモリ(Andrea Romoli)が描いたSF怪奇冒険漫画「アルトゥリ・モンディ[3]」(ALTRI MONDI)を原作としていますが、大部分がアニメオリジナルの設定やストーリー展開となっているそうですよ。

大筋のストーリーは、次のような感じです。

主人公はトッピーとラナというサラリーマン(!)です。宇宙便利舎という輸送会社に勤めていています。零細企業のため、宇宙船も中古。この貨物宇宙船の名前が作品タイトルでもある「サジタリウス号」です。

ある仕事を終え、一か月ぶりに地球に戻った二人は社長から次の仕事を言い渡され、半ば無理やりその仕事を受けることになります。

その仕事は、宇宙の果てにあるというベガ第3星まで行きある女性を探し出し、地球まで連れ戻すということ。

この仕事の依頼人は宇宙考古学研究所の研究員であるジラフ。かくしてトッピーとラナそしてジラフの3人による冒険が始まるのでした。

サジタリウスのキャラクターがあまり好きになれませんでした(笑)

子供の頃の私は、どちらかというと整ったカッコよさが好きでした。

機能美というよりは、意味がなくても角が生えてたりするのが好きみたいな(笑)

ロボットはスクエアでシャープなデザインが好きで、キャラクターもバランスのいいデザインが好みだったわけです。

なので、サジタリウスのキャラクターデザインが全く好きになれなかったんですよね。本放送を見ていた子供の頃は。

キャラクターが好きになれないと、ストーリーも頭に入らなくて、サジタリウスって全然好きじゃなかったんです。ドラえもんの続きだから、惰性で見ていたという感じのアニメでした(ごめんなさい)。

サジタリウスで強く記憶に残っているキャラはやっぱりラザニアが好きなラナかな?

サジタリウスの中で、最も記憶に残っているキャラクターって誰?って訊かれたら、誰って答えますか?

私はラナかな(笑)

なぜか関西弁で、ラザニアが好きなキャラクター。

かなりインパクトがありましたよね。

作品全体としてはそれほど好きじゃなかったですが、こういうインパクトのあるキャラで記憶には残っていましたね(笑)

再放送で見た時、ストーリー性が気に入ってしまった作品

でも中学生か高校生くらいかな?再放送されているのを見て、妙に面白く感じたのを覚えています。

その時は、自分のキャラクターに対する感性が広がっていたのと同時に、ストーリー性の方が頭に入るようになっていたんです。

サジタリウスという作品を冷静になってよ~く見ると、大人向けドラマなんですよね。コレ。

何故ドラえもんの後の枠で放送していたのかわからないくらい、ある意味リアルなドラマなんです。

サラリーマンの現実とか、夢を追い続ける大人、恋愛、異文化理解などが交錯する物語をあのキャラクターとコメディ要素で子供向けにアレンジしているという感じのアニメなんですね。

だからそれを理解できる年齢になって、ようやくこのアニメの面白さに気づいたというわけです。

勿論、SF要素もあるにはあるわけですが、それは作品を飾るための要素の一つに過ぎないという気がしてなりません。

サジタリウスを見る時は、是非登場キャラクターの人間味やドラマ性に注目して見てみてほしいと思います。

島田敏が主人公を演じるのって、珍しいよね?

サジタリウスの主な登場人物と声優は次のとおり。

  • トッピー:島田敏
  • ラナ:緒方賢一
  • ジラフ:塩屋翼
  • シビップ:堀江美都子(!?)
  • アン教授:岡本麻弥

私は、トッピーが主人公という認識でいますが、島田敏が主人公を務める作品って他に思い浮かばないんですよね。

ありましたっけ?珍しいですよね?

あと、シビップの堀江美都子というのも、なかなかのキャスティングですね。今回この記事をかくまで認識していませんでした。

あの堀江美都子に「ペポ」って言わせ続けるとはなかなかの作品です( ´艸`)※まぁ、作品中で実際に歌いますからね。わかるようなわからないような(笑)

緒方賢一とか塩谷翼は、この当時はよくでていましたよね。

二人とも私も好きな声優です。

この作品って何気に大御所が結構でている作品だったんですね。

まとめ

1986年に放送された「宇宙船サジタリウス」について、再確認したことや私の感想などを記事にまとめました。

子供の頃は面白いと思わなかったサジタリウスですが、いろんなことがわかるようになった中学生、高校生でようやくその面白さが分かるようになりました。

キャラクターデザインだけではなく、ストーリーに隠されたドラマ性が子供には難解だったのだと思います。

ある意味、大人向けのアニメといえるサジタリウスは、キャラクターとかコメディ要素に囚われない見方さえすれば非常に見応えのあるアニメだといえると思います。

この記事を書くにあたり、私は第1話をYouTubeで視聴しました。YouTubeでは記事執筆時点で第1話しか配信されていませんが、楽天TVやAmazon Prime Video、VideoMarketなどでも配信されています。

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