あしたのジョー第6話感想:丈の暴れっぷりを見て、久しぶりにスカッとした!!

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「あしたのジョー」の第5話では、警察病院の中で隔離された状態の丈が丹下段平からもらった手紙を読み、初めてボクシングに興味を持ち始めました。

段平や子分の子供たちの丈を思う気持ちに、彼の心が動こうとしている矢先ついに鑑別所へ移されることが決まったというところで終わりました。

どうやら鑑別所で早速あの西と出会うようですが、予告を見る限りあまり穏やかな出会いではなかったようですよ。

視聴した結果をまとめてみました。

鑑別所のリンチも丈には効かなかったみたいです(笑)

鑑別所に入った丈。

入る早々に、ルームメイト(?)から盛大な歓迎を受けます( ´艸`)

それは、集団リンチ。

なかなか派手にやられましたね。

どうやら、同じ部屋のボスである西を前に、新入りの丈の態度が悪かったようなんです。まぁ、世界によっては確かに礼儀って大切ですよね(笑)。

そのお仕置きとして執拗に集団リンチを浴びせられます。「パラシュート部隊(←身動きの取れない丈の腹をめがけて二段ベットの上から飛び降りるやつです!)」は、さすがに死んじゃうような気がしましたが(;´・ω・)

さすがの丈も一時は気を失ってしまいますが、くたばってはいなかった。

そして、食事の時間となりリンチが一段落し、丈以外の皆が食事をしている最中に丈がキレてしまうわけです。

自分で言っていましたからね。

「オレは完全に頭にきちまっているんだ」

第1話~第5話まででこういう感じのセリフなかったですよね。それだけキレちゃったということですね(笑)

で、雑魚の皆さんはあっという間に倒されてしまいます。

最後に残った西に対しては、ケンカ殺法で普通にパンチを食らわしてウォーミングアップを終えた後、いよいよ丹下段平からの教え「あしたのためにーその一ー」で学んだジャブを実際に使ってみるわけです。

「打つべし!打つべし!」

↑これですよ。私の中の「あしたのジョー」はコレ!

15発かな?丈のジャブをくらい見事に崩れ落ちる西。

そりゃぁそうですよね。あれだけ完膚なきまでやられたらねぇ。

西を倒した直後、職員が入ってきて惨状を見られ、結局丈は独房入になってしまいます。

このシーン、相当スッキリしますね。

集団リンチの内容は相当酷く、西やルームメイトの皆さんの小悪党ぶりが際立っていました。いきなり拘束を受け逃げられない状態で集団リンチを受け、死にそうになっていた丈。

そのシーンと、その後に続く丈からの「お返し」の場面とがいい具合のコントラストになっていましたよ。

こういうシーンって本当に感情移入しやすいんですよね。

でも、これだけの酷いリンチの場面って今だとテレビで放送できないでしょうけどね(^^ゞ

荒れる段平、でも丈の大暴れで再び光を見出す!

話は前後しますが、第6話の前半で警察病院から鑑別所へと送られる際、偶然段平と丈は再開します。

段平は「あしたのためにーその二ー」を持ってきていて、それを直接丈に渡すことができたのですが、丈は段平の目の前でそれを破ってしまいます。

そして

「オレはなぁ、金輪際ボクシングなんざやらねぇからな」

と言われ、失意のどん底に落ちてしまうんです。

そりゃぁそうですよね。

大切に思っていた丈から、そう言われたら、誰だってがっかりしてしまいます。まぁ、段平の思いとやっている事って客観的に見るとちょっと矛盾して見えるようですけど、あれ(丈を倒して警察に引き渡したこと)は、段平の優しさからでた行動であったと今の丈では理解できないんで、仕方ありません。

というわけで、また飲んだくれに戻ってしまう段平でした。

でも、鑑別所で丈が大暴れした直後に、職員が入ってきた際、

「あしたのためにーその一ー ジャブか」

と丈がつぶやいていたと知り、段平は再び光を見出すんです。

「丈のやつめ、オレのハガキ読んでやがったな!」

段平は目の前で丈に破られた「あしたのためにーその二ー」をもう一度書き直すのでした。

丈の暴れっぷりは何故か見ていてスカッとしました!!

第6話って、やっぱりいかにも昭和な内容でした。

あれだけの豪快な集団リンチを受け、更にはそれをした相手を完膚なきまで倒してしまう丈。

やっぱり陰湿ないじめよりもまだこういう表現の方が、見ていてイヤな気分にならないかも。ちょっとだけそう思ってしまいましたよ。

というか、今時こういう表現(集団リンチ)自体ないでしょうからね。どうなんでしょう?

だからでしょうか?西やルームメイトを丈が倒していく姿を見ていて、本当にスカッとしました。こういうのは久しぶりに見た気がしました。

第1話から丈の強さを表現するためのケンカのシーンは何度もあったのですが、鑑別所でのケンカは意味合いがちょっと違っていましたよね。

↑で書いたことと被りますが・・・今回の場合、相手が圧倒的に悪いし、やられた分をきっちり返したという点で感情移入しやすかったんでしょうね。

結果的に独房に入ってしまうことで、これ以上あのルームメイトたちとのつながりは描かれないんでしょうけどね(笑)

それにしても、この後のストーリーの中で西とはどういう風に再開するのでしょうか?ちょっと気になりますが、まぁそのうち出てくるでしょうね。

子分の子供たちが、丈の良心であり心の支えを表現しているのかも

丈の子分となった子供たち。

あの子供たちはただマスコット的な働きというよりは、丈の良心とか、心の支えを表現したキャラクター達なのかもしれませんね。

どうやら丈には両親がいないみたいです。これまで頼れる者がいなかった丈に、子分という立場ではありますが、家族に似た形の仲間ができたわけです。

段平と丈との関係性はまたちょっと違うとは思います。

でも段平よりも前に丈が心を少しだけ開いたドヤ街の仲間がサチをはじめとした子分の子供たちだったんですね。

だから鑑別所にも差し入れを持って行ったりもしますし、段平と丈との橋渡し役にもなってくれるんです。

丈が素直に表現できない良心をあの子供たちが段平に伝えてくれているんだろうな・・そういう思いで見ると、ちょっと嬉しくなります。

作品という全体像で見ると、あの子供たち自身が丈の良心を表現した存在なのかもしれませんね。

子供たちはあくまでもわき役ですが、今後どのような形で丈や段平と関わっていくのかは、ちょっと視点を変えて見ていきたいと思っています。

まとめ

「あしたのジョー」の第6話で鑑別所に入った丈はいきなり集団リンチを受けるものの、集団リンチをしてきた西たちルームメイトを見事に倒してしまいました。

西を倒す際に「あしたのためにーその一ー」を実践した丈は、自分のわだかまりを超えて段平からの教えを「気に入っ」てしまうのでした。

やっぱり名作ってすごいですね。物語開始時点ではちょっと強引じゃないかなぁという思いもあったのですが、徐々に面白くなってきましたよ。

次回は、裁判の結果「特等少年院送り」となってしまうみたいです。

段平からの次のハガキ「あしたのためにーその二ー」は無事丈の元へ届き、読まれるのでしょうか?

次回も楽しみです。

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