1982年に放送の「トンデラハウスの大冒険」は、「タツノコ聖書3部作」の一つと言われるアニメです。
その名のとおり聖書にまつわるエピソードを題材にしたアニメでしたが、もしかすると今だと放送は難しいのかもしれませんね。
そんなアニメについて、私は勉強になる作品ではないかと思っています。この記事ではなぜそのように考えたのかという点も交えて「トンデラハウスの大冒険」についてまとめてみました。
トンデラハウスの大冒険は教育的にはありかと思います
トンデラハウスの大冒険とは
トンデラハウスの大冒険は1982年にテレビ東京系列で放映されていたアニメです。製作はタツノコプロでした。
主人公のゲンたちは、「トンデラハウス」の中に迷い込んでしまいます。しかし、事故により紀元前1世紀にタイプスリップしてしまいます。「トンデラハウス」は、ハカセ（待夢時男（タイム トキオ）博士）が作った家の形をしたタイムマシンだったのです。
タイムスリップした先で、ゲンたちはトンデラハウスを直しつつ、イエスキリストや弟子たちと出会い様々な冒険をする、というのが、大まかなストーリーです。
以上のとおり、このアニメでは、聖書にまつわる様々なエピソードを、主人公たちが目の当たりにするというような構成で物語が展開されていました。
トンデラハウスの大冒険は、「タツノコ聖書3部作」と呼ばれるシリーズの内の一つで、2作目になります。第一作は「アニメ親子劇場」、第三作は「パソコントラベル探偵団」となっています。
聖書にまつわる一般教養はこれで身につけられたのかも？
前項で書いたとおり、トンデラハウスの大冒険が「タツノコ聖書3部作」と言われているのは、ストーリーの内容が聖書のエピソードをベースに展開されるためです。
これはつまり主人公の目線を視聴者目線にすることで、聖書の内容をより実体験するような印象で視聴者に届けようとした意図がくみ取れますね。
製作者の意図したとおり、私も子供の頃にこのアニメを見ていて、まさに実体験をしているかのうような気分でいました。
毎週様々なエピソードが展開されるわけですが、有名なモーゼの話ですとか、アダムとイブやイエス・キリスト誕生の話などもあったように記憶しています。
このアニメを見る前から知っていたこともありますし、新たに知ったこともありました。
でも、結構新しく知ったことの方が多かったのかもしれませんね。
イエス・キリストの誕生については幼稚園の劇（！）でやって話を覚えていたんですが、トンデラハウスの大冒険を見て、自分の記憶と照らし合わせて
「あの劇の内容は間違っていなかったんだな」
と思った覚えがありますね。
※ちなみに、幼稚園の劇でイエス・キリストの話をやった理由は、クリスマスパーティ（？）の出し物だったような気がします^^;
今考えても勉強になっていいと思うんですが、放送は難しい？
「トンデラハウスの大冒険」だけではななく「タツノコ聖書3部作」では聖書の内容をアニメにした作品なわけですが、もしかすると今では放送が難しいのかもしれませんね。
子供の頃の自分の印象でも述べたとおり、やっぱりアニメの影響力ってすごく強くて、結構記憶に残っていますし、どこかにすりこまれている部分もあるような気がしています。
私個人としては、そのことに何の抵抗もないのですが、いまの世の中だと、宗教的なテーマを放送すること自体がタブー視されてしまっていろいろとクレームが来てしまったりするのかも？
でも、私はこのアニメを子供の頃に見れてよかったと思っています。聖書のエピソードって、ある意味一般教養として知っておかないと恥ずかしいものもあったりしますから。
例えば、イエス・キリスト誕生のエピソードであったり、アダムとイブの話、モーゼの海割（？）の話など、自分がどの宗教を信仰するのかとは別に、知っておいて損することはないと思うんですよね。
こういうエピソードって、ドラえもんとか別のアニメ・漫画作品などでも登場するので、そういう作品を楽しむうえでも知っておくべきだと思います。
そういう意味では「聖☆おにいさん」はちょっと攻めすぎな気もしますが、あれも基礎知識がないと本当の意味で楽しめないので、ある意味「タツノコ聖書3部作」と同じ路線（？）といえるのかもしれませんね( ´艸｀)
まとめ
トンデラハウスの大冒険は1982年に放送されたタツノコプロ製作のアニメです。
「タツノコ聖書3部作」の一つと言われているとおり、主人公がタイムトラベルをして、聖書にでてくるエピソードを体験し、冒険をするというストーリーです。
子供の頃はこのアニメを見ることで聖書の様々なエピソードを知ることができました。そんな体験から、私はこの作品を一般教養を身につけるという意味において、大変勉強になる作品であると感じています。
いろいろと制約が多くなった現代社会ですが、こういう教育的な内容の作品であれば、昔と同じように放送してもいいのではないかなとも思えてなりません。
再放送は期待できないですが、ネット配信はされているようです。本記事執筆時点ですと、ビデオマーケットで全話配信されていますね。第1話は無料となっていて、登録も必要ないみたいです。
ビデオマーケットへのリンクは以下に張っておきますね。
「トンデラハウスの大冒険」を見たことがない方で、気になった方は是非チェックしてみてくださいね。
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