前回のお話では、以前オオカミオトコによって注入されていた妖力のために、スターニンジャー キンジ・キタガワが妖怪になってしまいました。
キンジが妖怪になった原因の半分は、十六夜九衛門が注入していた妖力でもあったわけです。
最終的にキンジを妖怪にしたきっかけは九衛門がかけた術だったわけですが、九衛門はなぜここまでキンジを妖怪にしたがるのでしょう?
キンジはこのまま牙鬼軍についてしまうのでしょうか?
続きが気になりますね。
忍びの36を視聴した感想をまとめました。
- 番組名:手裏剣戦隊ニンニンジャー
- サブタイトル:忍びの36 「キンジ、栄光のスーパースター!」
- 放送日:2015年11月8日
- 視聴日:2020年12月8日
- 視聴サイト:Amazon Prime Video
キンジ、スーパースターニンジャーにパワーアップ!
前回からの続きである忍びの36は、キンジ・キタガワが自身の体内に注入されていた妖力に打ち勝ちスーパースターニンジャーへとパワーアップする回でした。
忍びの35で自身の体が妖怪化していることを悟ったキンジ・キタガワは、十六夜九衛門に何が起きているのか聞き出そうとしたところ、逆に罠にかけられてしまいました。そしてオオカミオトコへと姿を変えるシーンで終わっていましたね。
どうやらキンジは完全に妖怪になったわけではなかったようで、今回の物語の冒頭ですぐに気を失い元の姿に戻りました。
凪によって屋敷に運び込まれたキンジを見た好天はすぐに「(キンジが)妖怪化している」ことに気が付きます。
好天が凪に説明をした内容からすると、今回キンジが妖怪となったのには、次の2つのことが関係しているみたいです。
- 妖力は恐れ、悩み、侮りを持つ心を住処とする。
- 妖刀浦鮫は、妖力を食らった後、その持ち主に強大な力を与える。やがて、その持ち主は自分を失い、修羅へと変えられてしまう。
キンジの心が弱い時期に心に巣くってしまっていた体の中の妖力に十六夜九衛門が目を付け、妖刀浦鮫を与えた。妖刀浦鮫は、キンジの中の妖力を食らい、持ち主であるキンジに強大な力を与えると共に修羅に変えようとした。という解釈でいいんでしょうかね?
逆にいうと、注入された妖力だけでは妖怪になりきらなかったところを、妖刀浦鮫によって妖怪化を加速させられたということでしょうか、好天は何となくそれを察して妖刀浦鮫を預かることにします。
しかし、妖刀浦鮫はキンジの中の妖力に反応し、キンジの元へ飛んでいくのでした。それを手にしたキンジは自分の中に巣くった妖力と対話することになるわけですが、ニンニンジャー5人と共に闘ってきた日々、修行を通して成長した心によってキンジは妖力に打ち勝つのでした。
同時に、光り輝き念願の(!)新フォーム登場!スーパースターニンジャーの誕生です!
あとは、今回登場の妖怪オボログルマを倒し「めでたしめでたし」という回でございました。
今回、晦正影がオボログルマに搭乗して闘い、オボログルマが倒された際に飛んでいくシーンで
「親方様~申し訳ござりませぬ~」
と叫んで飛んでいったのですが、あそこで「バイバイキン(@^^)/~~~」ってやってほしかったなぁ♪
あと、オボログルマは矢尾一樹でしたよ( ´艸`)
十六夜九衛門の目的は、あくまでも終わりの手裏剣一択みたいです
今回、伊賀崎好天が妖刀浦鮫を預かった後、十六夜九衛門に会いに行くシーンがありましたね。
なぜ、キンジを付け狙うのか?と問い質すためでした。
この会話の流れで九衛門の頭にあるのはやはり「終わりの手裏剣」一択であることがよくわかりましたね。
キンジの弱い心に目をつけ、そこで妖怪化させようとすれば、好天が動き、キンジを元に戻す代わりに「終わりの手裏剣」を渡してもらうという交渉に持ち込めると考えたわけです。
好天に「終わりの手裏剣」の所在を聞いても的を射ない答え(「そんなもん、持っておらん」)しか返ってこないことに業を煮やしてとった策というわけですね。
「終わりの手裏剣」があれば、なんでもできる、いわばドラゴンボールみたいなもんですもんね。
ここまでくると、十六夜九衛門の考えている「終わりの手裏剣」の使い道、目的が本当に気になります。
妖怪と化した九衛門に、「誰かを救う」なんてことはあり得ないでしょうし、晦正影が言うように「牙鬼家を乗っ取る」なんてことには興味はなさそう。
何なんでしょう?
全くもって謎でしかないです。
でも、何となくですが、思いがけないことなんじゃないかと思うですよね。何となく。もしかすると、同情して泣けちゃう目的かも。
早く答えが知りたいです。
伊賀崎好天の気になる行動、やっぱり何かあるよね?
キンジが自身の中にある妖力に打ち勝ち、スーパースターニンジャーになる直前、好天の声が聞こえてきたシーンがありました。
あれって、やっぱり好天が手を貸してあげたってことですよね?
あのシーンの直前、妖刀浦鮫がキンジのところへ飛んで行ったシーンで好天が
「やむを得ん」
と言っていましたよね。
あとはラストの
キンジ「あっしが自我を失いかけた時、何故か好天様の声が聞こえたのですが・・」
好天「何のことじゃぁ?」
というトボケシーン。
これらのシーンからバレバレなわけですが、あれは好天の術なのでしょうか?それとも術を超えた何かしらの「力」を使ったのでしょうか?
やっぱり、好天の正体が気になっちゃうんですよね・・。忍びの32で光と共に消えた時のシーンから好天の正体と「終わりの手裏剣」との間に何か関係があるんじゃないかと思っているんですが・・どうなんでしょうか?
でも・・・今は考えても仕方がない(笑)
頭の隅っこに置いておいて、次回も楽しみにすることにしましょう。
まとめ
忍びの36でキンジは自身の中に巣くっていた妖力に打ち勝ち、新たな姿スーパースターニンジャーになる事ができました。
キンジに関しては、何度も自身の弱さに飲み込まれようとしてきたものの、ニンニンジャー5人の友情に助けられ、今回は師匠である好天に助けられ、そして最後は自分自身によって打ち勝ちようやく、精神的に強い忍者へと成長することができたという感じです。
キンジの成長を前にニンニンジャー5人がどんな風に追いつき追い越していくのかが、今後の見どころになりそうです。
予告を見た感じでは次回もまた小休止的な話のようです。でも油断せずにきっちり視聴しようと思います!
次回も楽しみです。
私はニンニンジャーをAmazon Prime Videoで見ています。本記事執筆時点ではまだ無料配信されていますよ。
Amazon Prime Video以外にU-NEXTやhuluでも定額無料配信がされているみたいです。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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