前回はエレンの進撃の巨人と戦槌の巨人との戦いに戦士隊の巨人が合流したものの、戦槌の巨人が破れ進撃の巨人に食われてしまうという様子が描かれました。
この戦いの中で獣の巨人がリヴァイによって倒され、車力の巨人や咢(あぎと)の巨人も大ダメージを受けました。
咢の巨人は今まさに進撃の巨人に食われてしまうのではないかというところで、ライナーの鎧の巨人が登場しました。
一方でアルミンは超大型巨人の力で軍港破壊に成功し、ハンジの乗る飛行船で仲間の回収をする作戦のようです。
今回は進撃の巨人と鎧の巨人との戦いの結果、そして飛行船によって仲間を全員回収できるかどうかが見どころになりそうです。
ただ、予告ではなぜかエレンが仲間に銃を突きつけられている様子も出ていましたが、どういう意味なのでしょうか?
またガビやファルコの動きも気になります。
#67「凶弾」を視聴した感想をまとめました。
- 番組名:進撃の巨人 Final Season
- サブタイトル:#67 凶弾
- 放送日:2021年2月1日
- 視聴日:2021年2月6日
- 視聴サイト:Amazon Prime Video
#67 凶弾 あらすじ
今回は巨人同士の戦闘が終わり、島に戻る途中の飛行船の中の様子が描かれました。
おおよそのあらすじは次のような感じです。
- エレンの進撃の巨人の前に鎧の巨人が現れる
- エレンは、自分に鎧の巨人を倒すだけの余力が残っていないことを感じ、戦闘を中止し撤退する
- 飛行船に戻ったエレンは拘束(!)される
- パラディ島勢力が撤退することを知ったガビは飛行船を追いかける
- ファルコはガビの後を追いかける
- ガビはロボフを撃ち殺し、ロボフの立体機動装置でロボフの死体ごと飛行船に取りつく
- ファルコもロボフにしがみつき、ガビと共に飛行船に取りつく
- 飛行船の中に潜入したガビは、発砲しサシャを射殺する
- すぐさま船内にいた兵士たちはガビとファルコを取り押さえる
- 取り押さえられたガビとファルコはエレンが拘束されている部屋に連れていかれる
- そこにはジークも拘束されていた
- その部屋に入って来たハンジがジークに話しかけた言葉により、ガビとファルコは今回の一件がジークの立てた計画であったことを知る
パラディ島側の勢力図が分からないことになって来た回でした
今回の物語の舞台となった飛行船。
この飛行船の中にはどうやら立場の違う6つのグループ・人があるように見えます。
- ハンジ・リヴァイたち(?):パラディ島勢力だけど、中立的な人たち
- ジャン・コニーたち:パラディ島勢力だけど、戦いに否定的な人たち
- フロックたち:パラディ島勢力で、マーレに対して勝ちたい人たち
- ジーク・エレンたち(?):ハンジ・リヴァイたちとは違う考えを持って動いている人たち
- ガビ:パラディ島のエルディア人をせん滅したい人
- ファルコ:自分の取るべき立場が分からなくなっている人(?)
ハンジやリヴァイはどちらかというと、ジャンやコニーに近い考え方と言えるのかもしれません。
この6つのグループ・人の中で一番よくわからないのは、やっぱりジークとエレン。
ジークとエレンが本当に同じ考え方で動いているのかもよくわからないところです。ただ、今回の惨事を計画そして成功に導いたのは間違いなく、この二人がいたためで、ハンジやリヴァイたちはどちらかというと、この2人によって振り回されたような人たちと言えそうです。
そして、これからの物語の中で注目をしていかないといけないのは、やっぱりガビとファルコなんですよね。
今のガビはかつての(そして今も?)エレンのようにパラディ島のエルディア人に対して憎しみしかもっていません。そして、パラディ島に住むエルディア人は全て悪魔だと思っているわけです。サシャを射殺したことについても何の罪悪感も感じていません。
このガビがパラディ島で出会う人や経験によって、その考え方に変化があるのかどうかがポイントになります。ライナーは兵士として生きる中で、自分の中に二つの人格を作ってしまうほど、自責の念に駆られたわけですが、ガビはどうなるのでしょうか?
そしてファルコは、エレンとライナーのやり取りを聞いて、自分の中の考えがかなり揺らいでいる状態です。もともと心根の優しい少年だったファルコ。そのファルコによって、周囲がどのような影響を受けるのか?あるいは周囲からファルコがどう変わっていくのか?その辺りが見どころになりそうです。
また、ジャンやコニーたちとフロックたちは現段階で考えが真逆を向いているような雰囲気がでていますね。この二つのグループが今後、どのような関係性となっていくのかについても、注目です♪
サシャの死は何を意味するのか?
アニメ「進撃の巨人」の第1期から登場している「芋女」ことサシャがとうとう死んでしまいました。
進撃の巨人では、人気のあるキャラクターが次々に死んでいくので、ある意味慣れてしまっている人も多いかもしれませんが、やっぱり残念に思っているファンも多いかと思います。
しかも、戦いが終わった後の飛行船の中で、あのような形で死んでしまうとは想定外ですよね。
サシャは一貫して中立かつ物語を和ます存在だったので、物語全体への影響は少ないとも考えられます。・・・が、実はこのサシャの死が物語のテーマとして大きな意味をもたらしてくれるんですよね。
それも「こう来たか!」というような形で。
それについては、次回のエピソードが関係してきますので、何がポイントになりそうなのか考えながら見てみると面白いかもしれません。
次回は今回のようになる以前のエピソードが描かれるみたい
次回のタイトルは「義勇兵」となっていて、視聴者からすると
「はぁ?」
という感じですね。
予告の映像をみたところ、原作の第106話のストーリーが描かれるみたいです。
今回のアニメの「3rd Season」と「The Final Season」の間に起きたエピソードで、ハンジやリヴァイ達がマーレ軍の兵士たちと接触する際の内容になります。
いかにして、パラディ島勢力が今回のような作戦を実行できるまでの力をつけることができたのかがわかるエピソードかと思います。
サシャや他の仲間を失ったアルミンが
「より良い選択が自分たちにあったのではないか?」
という後悔や懺悔の念に苛まれる回でもありますね。
次回は「The Final Season」を見るうえで重要な回となります。
まとめ
「進撃の巨人 The Final Season」の第8話について、あらすじと物語の背景についてまとめてみました。
今回は巨人同士の戦闘が終わり、パラディ島に戻ろうとする飛行船の中の様子が描かれました。
アニメ「進撃の巨人」の第1期から登場していたサシャがガビにより射殺されたのには衝撃を受けた人も多かったかもしれません。
また、ジークが今回の一件の首謀者であったことが判明しました。
ジークやエレンの目的は一体何だったのでしょうか?また、ガビやファルコはパラディ島でどのような活躍をすることになるのでしょうか?
次回はサシャたちの葬儀を起点にして、マーレ編が始まる以前のストーリーが描かれます。これでようやく「3rd Season」とのつながりが分かるようになりますよ。
次回も見逃せませんね。
私は「進撃の巨人 The Final Season」をAmazon Prime Videoで見ています。本記事執筆時点ではまだ無料配信されていますよ。
Amazon Prime Video以外にU-NEXTやhuluでも定額無料配信がされているみたいです。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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