あしたのジョー第11話感想:白木のお嬢さん、意外な形で登場(笑)

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「あしたのジョー」の第10話で、ついにボクシングに目覚めた丈。

一度は少年院からの脱走に成功するものの、どうしても力石をぶちのめしたくなった丈は自ら少年院に戻るのでした。

今回は、少年院に丹下段平がくるようです。果たして丈と何を話すのでしょうか?

あしたのジョー第11話を視聴した結果をまとめました。

再び白木のお嬢さんが登場な回でした♪

今回は、丹下段平と子分の子供たちが丈を慰問(?)に訪れるという回。

だったんですが、なぜか白木のお嬢さんも参戦(笑)

丹下段平と子供たちは少年院で丈との面会を申し出るものの、家族以外の者は面会できないと拒否されます。

そんな時、突然自家用ヘリ(?)で少年院に到着したのが、白木のお嬢さん!

なんと、慰問のための劇団を引き連れての登場です。劇団の皆さんは、普通にトラックできてましたけどね( ´艸`)

で、丹下段平たちを少年院に入れてもらえるよう手配をしたのも白木のお嬢さんだったというお話。

要所要所で、財力をいい形で発揮する白木のお嬢さんだったのです。

白木のお嬢さんは、慰問の劇団員と共に、自らも出演し、少年院に入所している者たちを慰問するためにここにきたというわけ。

丹下段平や子供たちも白木のお嬢さんの計らいで院内に入れてもらったお礼(?)として、劇に出演します。

半ば無理やり劇を見に来させられた丈は、途中で丹下段平が芝居をしていることに気が付き、舞台に近づき話を始めます。

丈に気が付いた子供たちも丈の元へ。

ここまではある意味良かったわけです。

しかし、その直後に険悪な展開になってしまったんですねぇ。

舞台に立っていた白木のお嬢さんから次のように言われたのです。

白木のお嬢さん:「矢吹君。後のお話は劇が終わってからにしてくださる?それからでも十分時間はあってよ。」

丹下段平:「丈。俺たちがおめぇと会えたのもな、葉子さんのおかげなんだ。ここは葉子さんのいうとおりに。」

この一連の会話でなぜか丈が部ちぎれてしまい、一触即発の状況に。

しかし、そこで丈が探していた力石が・・・

丈:「何が劇だぃ?何が慰問だょ?下手くそな芝居を無知の迫力でごまかそうなんざ、まともな神経の持ち主がやることじゃねぇ。みんなが許してもなぁ、俺には許せねぇんだい!」

力石:「何が許せねぇんだ?えぇ、矢吹ょう?」

という感じで・・・(笑)

この後のセリフが、上手かったんですよね。

白木のお嬢さん:「幕を引いてください。幕を!」

丈:「力石!表に出ろうぃ!」

力石:「今度は、俺たちの芝居の幕が開きそうだな。」

ここで、今回は終わりです。

白木のお嬢さんもいろいろと大変ですね( ´艸`)

でも、白木のお嬢さんの設定って、こう考えるとよく考えてあるなぁと思います。

最初は慈善活動家と聞いてピンと来ていなかったのですが、「慈善活動家」であるから丈の事件にも関わったわけですし、少年院での慰問もあり得なくはないイベントになったわけです。

もともとは、丈の生い立ちとの格差をつけるためや、丈との対立点であり、ヒロイン的な位置づけかとは思っていました。ただの「花」かな・・と。でも、実はストーリー展開にはなくてはならない登場人物だったわけですね。

何となく、分かってきましたよ。

そして、そこに力石も絡んでくるというのも実に上手い設定だなと思います。

今回で丈、力石そして白木のお嬢さん、この3人の接点が一つになろうとしているというわけです。まだ明確には表現されていませんけどね。

あしたのジョーの世界がだんだんと出来上がってきました。

物語として面白くなってきましたよ。

丈のボクシングの情熱は急上昇中!見えているのは、力石だけ?

今話の前半で、丈は反省房で一人ボクシングの練習をしているという描写がありました。

段平から送られてくる「ボクシングの通信教育」もそうとう真面目に取り組んでいるみたいです。

ボクシングに取り組みつつも、常に力石の顔が目に浮かんでいるみたい。

力石に叩きのめされた時の記憶が、延々と頭の中をよぎっているわけです。

丈の中には、何とも表現できない焦燥感があるのかもしれません。

「速く強くなって、速く力石をぶちのめしたい」

っていうね。

だから、舞台で白木のお嬢さんへケンカを売った際、突然力石が吹っ掛けてきたときの、あの表情が生まれたわけです。

ついいましがたまで、白木のお嬢さんに対する「怒り(?)」に満ちていた丈が、力石の声を聴くなり、「探していたぜ」と言わんばかりにちょっと嬉しい表情をしていましたからね。

「三度の飯より力石が好き♥」

くらいな感じです( ´艸`)

でも、それくらい丈の魂が揺さぶられたんでしょうね。多分。

そうでなければあれだけ嫌がっていたボクシングにのめりこむわけもないでしょうしね。

力石の強さが本物だからこそ、丈の魂をあそこまで熱くできたんだと思います。

ここまで熱い男って、今は流行らないのかもしれませんね。

いかにも昭和っぽい男らしさなわけですが、やっぱり見ていると熱くなります。

あれだけ強い丈を奮い立たせる男、力石。

次回からは、力石の発言や行動にも注目ですね♪

唐突な力石との対決!勝敗の行方はいかに?

慰問団の劇を見に来ていたはずが、なぜか力石との決着の舞台に変わってしまいました。

教官たちが見ている前で、決闘なんかできないと思いますが、どうするんでしょうかね?

また白木のお嬢さんが教官に話をつけて、健全な形で勝負できるようにするのでしょうか?

このまま二人が何のルールもなくケンカをしたら、それはそれで二人とも問題になってしまいますからね。

ここは白木のお嬢さんの存在感を出してもらいたいなぁ( ´艸`)

また、段平はその決闘に対してどう関わることになるのでしょうか?

単に見ているだけとは思えませんもんね。

やっぱりセコンドに立つんでしょうか?

気になります。

早く次回が見たいです!

まとめ

「あしたのジョー」の第11話では、白木のお嬢さんと丹下段平そして丈の子分である子供たちが少年院に現れました。

白木のお嬢さんは、慰問劇団の劇にも出演、丹下段平たちも話の流れからその劇に参加することになったわけです。

無理やり慰問劇を見ることになった丈は、出演者の中に丹下段平を見つけます。

そして部隊まで駆け寄り、段平や子供たちに声をかけるわけです。

そこで事件が発生。

何と夢にまで出てきた力石が、丈の目の前に姿を現したのです。

そして、丈と一戦を交えることになりました。

この後、どう展開するのでしょうか?

次回も楽しみです!

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