【いまさら初見!】手裏剣戦隊ニンニンジャーを2020年に確認した結果

特撮

(※2020年11月6日更新:第19話まで見ました♪)

まだ見ていなかった作品を今更ながらに見るということを時々やっています。

最近は2015年作品の「手裏剣戦隊ニンニンジャー」を見始めました。

この記事ではニンニンジャーの紹介と感想などをまとめました。

ニンニンジャー期待以上に面白いです!

ニンニンジャーとは

「手裏剣戦隊ニンニンジャー」は、2015年に放送されたスーパー戦隊シリーズの1作です。スーパー戦隊シリーズ1作目となる「秘密戦隊ゴレンジャー」の放送年からちょうど40周年となる記念作品でもあります。

作品モチーフは「忍者」で、スーパー戦隊シリーズとしては「忍者戦隊カクレンジャー」、「忍風戦隊ハリケンジャー」に次いで3作品目になりますね。

この作品は、代々忍者の家系である伊賀崎家が史上最悪の武将「牙鬼弦月(きばおにげんげつ)」が封印から蘇ることを阻止するべく、さまざまな妖怪を退治していく姿を描いたものです。

「牙鬼弦月」は戦国時代にいた武将で、当時伊賀崎家をはじめとする忍者たちによって打倒されたという設定。弦月は、倒される際「444年後に蘇る」と言い残し、その言葉どおり444年後に復活したのです。

伊賀崎家最強の忍者である伊賀崎好天(よしたか)は妖怪となり復活した弦月と闘い、48枚の封印の手裏剣によって祠に封印をしました。

そして好天は後に「ラストニンジャ」と呼ばれる存在となったのです。

物語のもう一つの柱は、この「ラストニンジャ」の称号を受け継ぐべく主役である5人(6人?)のニンニンジャーたちが切磋琢磨する青春ストーリーとなっています。

私はまだこの作品を見終えていませんので「ざっくりこのような内容のようです」としか、今のところ言えない状況です。

視聴した話までに感じているニンニンジャーの印象

本記事執筆時点で、15話まで視聴完了しました。

現段階での感想は次のような感じです。

全体感

忍者モノって、特撮としては作りやすいようで難しいものかなと思っています。ストーリーとか設定の立て方を間違えると、ダサくなったり、感情移入しにくくなっちゃうんで。

実はカクレンジャーの時は、最初面白いかなと思って見始めたんですが、結構早い段階で離脱しちゃったんですよね。その時の自分の年齢とかもあったかもしれないんですが・・、いまでもちょっと苦い思い出。

逆にハリケンジャーはかなり好きな作品になっています。本放送中もかなり楽しめましたし、「10 years after」も「企画もの」以上に面白いと思いました。

ニンニンジャーについては前知識なしで見ていますが、今のところわりと楽しませてもらっています。ちょっと画面の作り方が賑やかで目がチカチカしますが(笑)

CGを本当に効果的に使えてるなぁという印象と、結構お金かけてる感もありますよね?(後述しますが特撮部分とか)

登場人物&キャラクター

スーパー戦隊シリーズの認知度が上がって、資金が多くなったのか、ベテラン俳優(笹野高史、矢柴俊博)が2名体制というのが作品に厚みを持たせてくれているような気がしますね。

主役5人と追加戦士のキャスト陣も、若手だけど若手じゃない感じで、1回目から安定感がありますよね。

敵陣営はいつもどおり(?)ベテラン声優ぞろい(松田賢二は声優というか俳優分類になるとは思うのですが)で不安材料なし。

13話から登場の敵幹部の一人「晦正影」役で中尾隆聖は、キタ――(゚∀゚)――!!って感じでした(笑)。最近はめっきりフリーザ様と化してしまった感がありますが、やっぱりこういう感じのキャラもいいですよね。(ちなみに、私的には中尾隆聖といえば、「にこにこぷん」の「ぽろり」です(^^;)

ロボット、特撮

オトモ忍のロボットアクションにかなり力が入っている印象ですね。あえてCGじゃなくて、普通にアクションと特撮で撮っているのが、すごい。

ニンニンジャーと妖怪の戦闘シーンについては、いまのところ特別な部分は感じていませんが、忍者モノならではの「分身」シーンが気になって見ています。カクレンジャーの時はスーツをものすごくシンプルにして、金がかからないようにしているのが子供ながらに見て取れたのですが、ニンニンジャーはその辺が贅沢!

ハリケンジャーの時は、それほど「分身」シーンがなかったような気がするので、CGなしでどこまでやってくれるのか楽しみに見ている感じです。

各話の印象

忍びの1~9

物語の導入部分は、スピーディーで違和感なく始められたと思いました。

敵が突然襲ってくるというのも、それに対してニンニンジャーとなって戦うのも、ごく自然に受け止められる展開ですよね。

今回の戦隊メンバーはいとこ同士ということで、お互いを知っていることや忍者としての自覚がある点も、かなりスムーズに入れる要素になっていたと思います。

逆に、「若者が妖怪と戦うこと」に対して、ちょっと違和感がなさ過ぎたかも。

一応、アカニンジャー伊賀崎天晴(たかはる)以外の4人は忍者として生きることへの「抵抗/もがき(?)」的な描写ストーリーもあるのですが、逆にそれが不自然に感じられたくらいでした。

ネガティブに言うと、「アイデンティティに対する貪欲さ」に欠けていて、あまりにも無抵抗に運命に翻弄されていく主人公像すら感じました。この辺は、今後のストーリーの中で消化されていくんでしょうか?ちょっと楽しみです。

あと、シラ~っと7話でニンジャレッド(カクレンジャー)とハリケンレッド(ハリケンジャー)そしてアカレンジャー(ゴレンジャー)が登場というのもちょっとした見どころかな(?)

この回の前に登場したUFOマルの存在と併せると、シュリケンジャー(ハリケンジャー)も登場するのかな?と期待が膨らみます。

忍びの10~15

忍びの10では追加戦士である「スターニンジャー」が登場。

スターニンジャーって、かなりシュリケンジャーに似てる気がしたのは、私だけ?使っている武器とか、英語とか、かなりキャラが被っている気がします(笑)

スターニンジャーことキンジ・キタガワはアメリカナイズされた陽気キャラに見せかけて、陰の面もあるキャラクターのようです。

私的には結構好きな設定。こういうキャラクターがいると、物語が引き締まるので。

ただ、15話まで見ている感じでは、ちょっと厚みが足りないかなという感じもあるのですが、15話の最後で十六夜九衛門から誘われるシーンがあり、もしかしたらここから深みが増していくのか?という期待を持っているところです。

忍びの16 「父ツムジはスーパー忍者!?」

伊賀崎旋風(つむじ)のエピソードでした。

旋風は幼少期、天才忍者だったらしいのですが、ある時から突然忍術が使えなくなったという告白があります。

好天のセリフ(「おまえ(旋風)に才能がなかった」)やこれまでのエピソードから、てっきり最初から忍術が使えないと思っていましたが、↑の告白から

「えっ?」

と思ってしまいました。

そして、その後の展開で、一回だけものすごい忍術が成功してしまうわけです。

この回の最後に好天が登場して「わしが助けてやった」とか言ってオチがついたらチャンチャンと「単なるコメディ回だったなぁ」で終わるところなのですが、違いましたね。

これって、やっぱり何かの伏線なのではないかと思ってしまいました。(例えば、力が何らかの理由で封印されてしまっているとか?)

私的予想としては、旋風が番組後半で現れるもう一人の追加戦士になるのではと思っているのですが、どうでしょうか?

今後が楽しみです。

忍びの17 「グッバイ、スターニンジャー!」

スターニンジャーが、好天の弟子入り期限を目の前にして、敵の術中にはまってしまうという回。

敵の罠にはまりながらも、ニンニンジャーたちとの友情を深め、なおかつ自分の弱さを知り、一回り成長してしまうという盛り沢山な内容でした。

結局、スターニンジャーは好天の弟子にはなれず、アメリカに帰って行ってしまうという描写になっていますが、そのうち戻ってくるんだろうな(笑)その戻り方には一波乱ありそうな気もします。

そう考える理由は、キンジ・キタガワの父と兄の命を奪った妖怪の正体が「妖狐」と思しきシルエットをしていたこと。これ、十六夜九衛門との関係ありですよね?

なんとなくですが、九衛門ってその妖狐に支配されているんじゃないかと思うんですよね。それで、妖狐を倒した後、追加戦士になるというストーリーを妄想しているんですが、どうでしょうか?

スターニンジャーは、次の3点を絡めたストーリーの末にニンニンジャーと再会するような気がします。

  • (妖狐に)父と兄を殺されたこと
  • 十六夜九衛門からの弟子入りの誘い
  • 九衛門の復活

場合によっては一時的にスターニンジャーが敵側にまわることもあるかも。

ちょっと面白くなってきましたよ。

忍びの18 「八雲が愛した妖怪」

メインストーリーに影響がない小休止的な回。とはいえ、私的にはかなりがっかりしましたよ(´;ω;`)

忍びの17の感想で、あれだけいろいろと考えたことを書いたのに・・とほほ。

オープニングを見て、

「スターニンジャー、出たままじゃん」

と思って話を見ていたところ、終盤のロボット戦で、唐突にスターニンジャーが日本に呼び戻されるという強引な展開にこけました。

そして、そのまま日本滞在が決定。

まぁ、子供番組的には全く問題ないんですが、ちょっとがっかり。

とはいえ、これでめでたくニンニンジャー+スターニンジャーの共闘チームが結成ということなんですね。

全体が50話あるとして、3分の1のところでこの状態になるというのはなかなかいいペースかもですね。

次回は、新たなオトモ忍登場回みたいですが、シンケンジャーの牛折神的な回になりそうな予感です。

忍びの19 「探せ!天空のオトモ忍」

新オトモ忍&新フォームの伏線となる話でした。

大きな流れは次のような感じ。

  • 好天にキンジ・キタガワを弟子に取るよう説得→断られる
  • 強敵出現
  • ニンニンジャーのアイテムが破壊される
  • アイテムの修理&以前好天が話を指示をだしていた「天空のオトモ忍」探しのために、雑賀鉄之助(さいがてつのすけ)の基へいく
  • 途中、「謎のオッサン」に出会う
  • 「謎のオッサン」が天空のオトモ忍の「精霊」であることが発覚
  • 天空のオトモ忍に一緒に戦うことを断られる。

新オトモ忍は、予告を見て何となくわかっておりましたが、新フォームは想定外でした。(こちらは来週登場予定)

天空のオトモ忍の精霊とのやり取りの中で、ニンニンジャーとスターニンジャー全員の忍タリティが高まるということですね(多分)。

ついでに、新オトモ忍と新フォームも手に入り、好天との関係性も新しいステージに進むという感じでしょうか?

恐らく、天空のオトモ忍が手に入ってもキンジ・キタガワが弟子入りするという話にはならないですよね。(それだと、話が終わってしまうので)

ではなく、別の方向性・目的に話が向かうのではないかと予想します!

何はともあれ、次回も楽しみです!

忍びの20からは、別記事にします。

【いまさら初見】ニンニンジャー 忍びの20 「ザ・超絶!ライオンハオー」

まとめ

2015年に放送された「手裏剣戦隊ニンニンジャー」について「いまさら初見」というシリーズで記事をまとめました。

このシリーズでは、動画を見るごとに記事を更新していきますので、興味のある方は時々記事を見に来ていただければと思います。

ちなみに本記事執筆時点でニンニンジャーは、Amazon Prime Videoや楽天TVで追加料金なしの見放題配信されています。

この見放題配信では、定期的に有料動画と無料動画が切り替わるようですので、興味のある方は無料の内に視聴されることをお勧めします。

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