前回はタイバー家の当主ヴィリーが全世界の要人を集めた舞台でパラディ島へ宣戦布告をする様子が描かれました。
なぜ宣戦布告をしなければならないのかという理由を舞台劇で表現したわけです。
その一方で、ライナーと再会したエレンは物静かに自分の進むべき道について語っていました。そしてヴィリーが宣戦布告をすると同時にエレンも巨人化し、ヴィリーを食べようとしたところで前回は終わりました。
マーレ軍の戦士隊の面々は舞台から遠ざけられ巨人化したエレンに対抗する者はいません。唯一タイバー家の保有する戦槌の巨人のみです。
今回の話で、エレンの進撃の巨人と戦槌の巨人との戦いが描かれるようです。
#65「戦鎚の巨人」を視聴した感想をまとめました。
- 番組名:進撃の巨人 Final Season
- サブタイトル:#65 宣戦布告
- 放送日:2021年1月18日
- 視聴日:2021年1月18日
- 視聴サイト:Amazon Prime Video
#65 戦槌の巨人 あらすじ
今回はタイバー家の「舞台」が行われていた広場でエレンの進撃の巨人と戦槌の巨人の戦闘シーンが描かれました。
話の要点をまとめると次の3点になります。
- エレンの進撃の巨人が現れ、広場がパニックになる
- ヴィリーの妹が戦槌の巨人となり、エレンの進撃の巨人と戦闘を開始
- エレンの仲間たちが応援に駆け付ける
この大筋のストーリーの合間に、ヴィリーとマガトとの間で重要な会話がなされます。
その内容は次のようなものでした。
- パラディ島勢力がマーレへ侵入、マーレ軍の中にも彼らへの協力者がいる
- タイバー家による「舞台」の形をした宣戦布告に狙いをつけて、パラディ島勢力が襲撃をしてくる想定をしている
- 各国の要人をパラディ島勢力による襲撃の目撃者にすることで、全世界をパラディ島との戦いの当事者にする
- レべリオ収容区のエルディア人を犠牲にする
- タイバー家の当主であるヴィリーも自ら犠牲になるつもりである
- マーレ軍の幹部たちの席は一か所に集めておいて、この襲撃の際の的にし、現在の幹部たちを一掃する
進撃の巨人と戦槌の巨人との戦いは、エレンの先制攻撃で始まったものの全くダメージを受けていない様子の戦槌の巨人。
一度は絶体絶命のピンチになり、人に戻ってしまったエレンですが、駆け付けたミカサによってピンチを逃れます。
エレンはミカサを囮(おとり)にして、戦槌の巨人にスキを作らせます。
戦槌の巨人は多くの巨人のようにうなじに人がいるタイプではなく、離れたところに人がいることに気づいたエレンは、再び巨人化し、戦槌の巨人の本体であるヴィリーの妹を手に取り戦槌の巨人の力を奪おうとます。
そこに顎(アギト)の巨人が現れエレンのうなじに噛みついたその瞬間、リヴァイやその他の仲間たちが現れ再び形勢逆転といったところで今回は終了です。
とうとう現れたエレンの仲間たち
今回、「進撃の巨人 The Final Season」が始まって5回目にしてようやくエレンの仲間たちが顔を出しましたね(笑)
皆かなり大人びた様子になっていたので気が付かなかった方もいるのではないでしょうか?(声を聞いていればわかりますかね?)
戦闘服も進化・近代化(?)していましたし、恐らく雷槍の威力も上がっているという設定かと思われます。
彼らがこれだけタイミングよくあの場に集結できたのも、エレンがファルコを利用して手紙を送り続けた結果。
今回の冒頭で描かれたヴィリーとマガトの会話も勘案すると、この日のためにパラディ島勢力はマーレ軍にいる内通者からあらゆる情報を収集・協力して綿密な計画の元あの広場に集まって来たという感じですね♪
ミカサの「・・・エレン お願い・・・帰ってきて」の意味は?
ミカサがエレンの元へ駆けつけた時に言ったミカサのセリフ
「・・・エレン お願い・・・帰ってきて」
ってどういう意味なんでしょうかね?
その後にミカサがエレンに「取返しのつかないことをした」とエレンのしたことを咎めるようなセリフもありました。
ミカサやリヴァイをはじめとしたパラディ島の仲間たちが集まったのはエレンからの手紙に基づいているはずなのに、なぜこういう会話になるのでしょうか?
また、ジャンとフロックの会話から、彼らの中にも何かしら相容れない考え方があるようにも見受けられました。
この作戦、まとまっているのかまとまっていないのか、ここまでの話ではかなり謎です。
その理由を知るためには、もう少し先の話を見る必要がありそうです。
再びガビが物語の中心に向かいつつある予感
タイバー家の「舞台」を観劇していた戦士候補生たち。
その内の2人が死んでしまいました。
ゾフィアとウドです。
これに発狂するガビでしたが、コルトによって広場から避難し一命をとりとめました。
そして事態の理解をするために再び広場に戻ろうとするガビの前で、またしても自分の知った人の命が奪われます。(レべリオ収容区の門で警備をしていた2人。サシャに撃たれました。)
これらを通してガビは再び物語の中心に向かうことになります。
実はこの一連の描写は、エレンたちの目の前に初めて超大型巨人が現れ、街が巨人によって蹂躙されたあの日に重ね合わせて作られているようにも思えます。
何でもない日常に、突如恐怖が襲ってきて、何の理由もなく自分の知っている人、親しい人が目の前で次々に命を奪われていく。
その再現がガビの前で行われているわけです。
今のガビは、あの時のエレンと同じなわけです。
怒り狂い、「パラディ島の悪魔」に対する殺意の塊となっているわけですね。
このガビによって、また新たな展開が起きるわけです。
ガビの今後の動きには要注目です♪
ファルコはどうなったのでしょうか?
そんなガビのことが好きだったファルコは、一体どうなったのでしょうか?
今回は全く登場しませんでしたね。
エレンが巨人化する時の爆発で、死んでしまったのでしょうか?
一緒にいたライナーはどうなんでしょうか?
気になりますね。
物語が急展開していますが、キャラクター一人ひとりの役割に注目しながら話を見ていくと、非常に面白くなると思います。
次回も各キャラクターに注目して見ていきましょう!
次回はマーレの戦士隊が集結!ライナーはどうする?
次回は、パラディ島勢力の策略により、広場から引き離されていた戦士隊が戦槌の巨人に加勢するべく広場に集まるようです。
そして、エレンの進撃の巨人とリヴァイをはじめとするパラディ島勢力を相手に死闘を繰り広げる様子が描かれるみたいです。
問題は、ライナー。
彼はこの戦いに駆け付けることができるのでしょうか?
エレンが巨人化した時の爆発のダメージで、ライナーは巨人化できない状態になっていることは考えられますが、どうなんでしょうか?
仮に巨人化して広場に駆け付けたとして、パラディ島に行くのを嫌がっていたライナーは精神的にエレンたちを前にまともに戦うことはできるのでしょうか?
次回も見どころはたくさんありそうです!
まとめ
「進撃の巨人 The Final Season」の第6話について、あらすじと物語の背景についてまとめてみました。
今回はエレンの進撃の巨人と戦槌の巨人との戦闘シーンがメインに描かれました。
一方で、この大惨事を事前に察知していたタイバー家の当主ヴィリーやマーレ軍のマガトについてもわかりました。
そして、「進撃の巨人 The Final Season」が始まって5話目にしてやっと視聴者がよく知っている面々が登場しましたね。
一体このマーレの国で何が起ころうとしているのでしょうか?
それよりも前に、戦士隊が集結した状況下でエレンは無事戦槌の巨人の力を手に入れることはできるのでしょうか?
次回の視聴も楽しみです。
私は「進撃の巨人 The Final Season」をAmazon Prime Videoで見ています。本記事執筆時点ではまだ無料配信されていますよ。
Amazon Prime Video以外にU-NEXTやhuluでも定額無料配信がされているみたいです。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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