第25話では総集編の回でした。
少年院で同じ部屋にいた先輩院生のゲリラが真夜中に丹下拳闘クラブに入ってきたのです。ゲリラは警察に追われており、丈は彼を匿うのでした。
そうして、ゲリラと対話する丈を通してこれまでの丈とこれからの丈を浮き彫りにするような展開でこれまでのストーリーがまとめられていました。
さて、今回から丈はプロボクサーを目指して特訓を始めるみたいです。
一方、丹下段平は日本ボクシング協会に丹下拳闘クラブのライセンスを申請に行くみたいですよ。
予告によればライセンスは下りないみたいなのですが、何故なのでしょうか？
気になりますね。
あしたのジョー第26話を視聴した結果をまとめました。
新しい人生を噛みしめる丈と、過去に苦しめられる段平
今回は丹下拳闘クラブでの新しい人生を始める丈と、自分の開いたボクシングジムにライセンスが下りない丹下段平という相反する二人が描かれた回でした。
新しい人生を歩み始める丈
朝は5時前に起き、西と共にボクシングのトレーニング。
そして一通り朝のトレーニングをした後は、なんと西が働いているという乾物屋にて働き始めた丈が描かれました。
これまでまともな仕事をしたことがないばかりか、小さいころに学園を飛び出しまともな教育を受けていない丈は、簡単な仕事もできません。
しかし、西と共にできることから少しずつ手伝うような形で新しい人生を始める丈なのでした。
ちなみに、今回で林紀子が出てきましたね。紀子はもう一人のヒロインということで、一時は丈に好意を持つようになるキャラクターです( ´艸｀)
過去の過ちによりライセンスが下りない丹下段平
丈が新たな人生を歩み始めたその日、丹下段平はライセンスをもらうため日本ボクシング協会に行きます。
しかし、そこで待っていたのは、顔見知りでもある同協会の幹部たち。
その幹部たちから散々バカにされ、結局ライセンスはおりませんでした。
このことにヤケになった段平は協会の近くで酒を飲み、酔った状態で再び協会へ入り暴れてしまったのです。
結果的に警察に捕まる羽目にあいます。
丈と西は、警察から呼び出され事情を段平から聞かされるのでした。
丹下拳闘クラブにライセンスが下りないことを聞いた丈は、狂ったように笑うしかないのでした。
まっとうな生き方を始める丈が新鮮
丈が生まれて初めて働くという今回は、非常に新鮮な回ですね。
仕事は上手くいかず、店の人や客には怒られっぱなしですが、一日が終わり、すがすがしい様子の丈が印象的な回でした。
前回、ドヤ街の住人達に自分が受け入れられていることに感動し、涙を流した丈。
それに続き、新たな場所でまっとうな人生を歩みだし、これから明るい人生が待っているという描写によって、丈の中に芽生えつつある温かい気持ちが視聴者にも伝わってきましたよ。
でも、これが返って、その次に待っている段平の黒い過去、そしてそれによってライセンスが下りないという絶望感を増幅する演出になっているんですね。
これは本当に上手だなぁと思いました。
さすがです！
次回は丈がライセンス許可のために動くの？
次回はなんとかライセンスが下りるよう、なぜか丈が動くようです。
予告によると、ですが。
何のコネクションもない丈がどのように立ち回るのかは非常に興味深いですね。
私の予想としては、予告時に出ていた、白木幹之助氏がカギを握っているのではないかと思うのですが、どうでしょうか？
少年院での力石との一戦を観戦した幹之助であれば、丈が逸材であることを知っていますし、将来性もみたうえで、なんとかボクシング協会に口利きをしてくれそうですもんね。
ただ、その時、丈がどんな風に幹之助や葉子と対峙するのかというところが、まさに見どころになると思います。
どういう感じになるのでしょう？
次回の視聴を楽しみです！
まとめ
「あしたのジョー」の第26話では、新しい生活を始める丈とライセンスが下りず酒におぼれる段平という相反する二人が描かれました。
まっとうな人生を歩もうとする丈に入ってきた「ライセンスが下りない」というニュース。このままでは丈のプロボクサーへの道は閉ざされたままとなってしまいます。
予告によれば、丹下拳闘クラブにランセンスが下りるよう丈が何かしら行動を起こすようです。
どう立ち回るのか、いまから楽しみです。
次回の視聴も待ちきれません。
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