「あしたのジョー」の第9話で、永遠のライバル力石徹に完膚なきまで叩きのめされた丈。ボロボロになった丈は力石に対して、どう立ち向かっていくのでしょうか?
力石は丈の「ジャブ」については「プロ級」と評価していました。そのことを丈は知ることになるのでしょうか?また「ジャブ」以外の技も習得していくのでしょうか?
あしたのジョー第10話を視聴した結果をまとめました。
ようやくボクシング漫画スタート!丈が目覚めた回
今回、ようやくボクシング漫画(アニメ)がスタートしましたよ( ´艸`)
丈がボクシングに情熱を注ぐきっかけを与えてくれた存在、それが力石だったんですね。
意識不明の状態になっていた丈を力石が見舞いに来ます。
そこで力石は丈の目を見て、ただ者ではないと判断したみたいですよ。
病室で放心状態になっていた丈ですが、なんとこの直後に丈は見事少年院からの脱走に成功します。どうやら病室の医者を油断させるために放心状態の「ふり」をしていただけだったみたいですね(笑)
ある教官が丈を連れ戻す手伝いをするよう力石に要請するのですが、力石はうすら笑いを浮かべながら言うんですね
「オレはかけてもいい。矢吹は戻ってきますよ。
必ずね。
あいつはこのオレを忘れて逃げるはずがねぇんだ。
くたばってはいたが、ヤツの目は負け犬の目なんかじゃなかった。
死んでも負け犬になれねぇ、男の目だ」
と。
このセリフを話している時、すでに力石にとって丈はライバルとして認められていたのかもしれません。
脱走した丈はというと、浜辺を駆け回り、脱走できたことを喜ぶのですが、何か物足りないというか、面白くない様子。そうなんです、やはり力石にやられっぱなしであることが引っかかっているんですね。
丈が浜辺でたたずんでいたところに、郵便配達中のおじさんがやってきて
「この手紙をワシに代わって(少年院に)届けてくれんか?」
と頼むのですが、丈は笑いながら渡された手紙の束を投げ散らかしてしまいます。
散らかった手紙の中に、ドヤ街の子分たちが一生懸命に書いた手紙を見つけ読むわけです。そして、最後にもう一通、段平からの手紙「あしたのためにーその二ー」を読むのでした。丈は段平の手紙を読みながら、力石から言われた
「がっかりさせるぜ・・・」
という言葉を思い出すのでした。
そして丈は決意を固めます。
「段平おやじに教わった左ジャブだけが本当ってわけかい。そうか。面白れぇ。ここはひとつ、あの親父の思う壺にハマってやるか。そうするしか方法はねぇようだな。」
ということで、少年院に戻り、ボクシングをマスターしたうえで、力石を打倒することを決意するのでした。
その後、なんと段平へ手紙を送り「通信教育をもっと送ってよこせ」と要求をだすまでになりました。
ここから丈のボクシング道は加速していく予感です。
力石が少年院に入っている理由も明らかに
力石はやはり元プロボクサーで、デビュー後破竹の勢いで快進撃を続けていた選手だったみたいです。
しかしある時、観客からのヤジに腹を立てた力石は、その観客に瀕死の重傷を負わせるという事件を起こしてしまい、無期限出場停止処分がくだされます。
でも彼は闘いを求めていたんですね。あちこちで暴力事件を起こして少年入りすることになったのだそうですよ。
ある意味納得ですね(笑)
力石はとにかく闘いたい性分なんでしょう。
丈との対決に対しても次のようにコメントしていましたよ。
「あの先制の左ジャブを受けた時、実はオレは嬉しかったんだ。あまりにも本格的なんでな。てっきりおめぇがプロだと思ったんだよ。だが、すぐ尻尾を出しやがった。後のパンチがまるで子供だましだったとはな。このド素人めが。」
ちなみに、このセリフ、丈がベッドで反応できない状態の(ふりをしていた)時に言っていたんです。
実際のところ丈は↑で書いたとおり意識を取り戻していて、恐らく演技で反応できないように見せかけていただけのようです・・・。
でも実は力石もそれを悟っていたみたいなんです。力石は丈をけしかけるためにわざと丈にこういう言葉を投げかけたんだと思います。
そうやって丈をけしかけて、力石はまた闘いたかったのかもしれませんね。
丈の子分たちは物語の進行に必要不可欠な存在でした
以前の記事で私は、丈の子分である子供たちが「丈の内面を代弁してくれる存在」だと書きました。
そういう側面はまだあると思っています。
しかし、今回の話で、もしかしたら、それ以上に物語の進行に必要不可欠な、物語の鍵となる存在として登場しているのかもしれないなぁと素直に思えました。
もし、あの子供たちがいなければ、丈は段平の手紙を素直に読む心境になれなかったのかもしれない、そう考えるからです。
もちろん、力石に対する対抗心、闘志の方が大きいということは言うまでもないわけですが、これまでの丈の言動や行動を見ていると、素直になるまでには時間がかかったんではないかと。
表現を変えると、丈と泪橋をつなげる存在というようにも言えるのかもしれませんね。
逆に考えると、あの子供たちの行動や発言に注目していれば、丈の動静がわかるように物語が作られているのかもしれません。
表面的には、子分たちが登場するシーンって、ちょっと息抜き的な内容ではあるのですが、丈の内面や動きをを表現していると思ってみると、今後は結構面白く見られるかもしれません。
少年院での丈と力石の決着はどうなるんでしょう?
今回で、力石も闘う相手を求めていることがわかりました。
勿論、丈もボコボコにされてこのまま黙っているわけにはいかないというモードに入っていて、いままでが嘘のようにボクシングに打ち込んでいくことでしょう。
ただ、少年院の中で大っぴらにケンカをするわけにはいかないでしょうし、どんな風に決着をつけるのでしょうか?
そもそも少年院の中で決着がつくんでしょうかね?
この先どんな風に丈は少年院の中で生活をしていくんでしょうか?
頭の中が疑問だらけになっていますが、その分今後の展開が楽しみで仕方ありません。
次回は段平が少年院を訪れるようなのですが、果たして丈と再会できるのでしょうか?
そこでどんな会話が展開されるのでしょうか?
早く次回が見たいです!
まとめ
「あしたのジョー」の第10話でとうとう丈はボクシングに目覚めます。
正確には、ボクシングを習得して、あの力石をぶちのめしたいという目標ができたわけですね。
そして、力石も丈をライバルとして認めた(?)ということでしょうか?
この先、どのようにこの二人が決着をつけようとするのか?
次回も楽しみです!
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