「タイムボカンシリーズ」は子供が楽しめる要素満載でした

アニメ

この記事ではタイムボカンシリーズについてまとめました。

タイムボカンシリーズは「偉大なるマンネリ」作品であり、本当に子供が見ていて楽しめる作品でした。

私的にどんな要素が、面白いと感じたのかを今更ながら考えてみました。

タイムボカンシリーズについて

タイムボカンシリーズは1975年に始まったタツノコプロの「タイムボカン」というアニメを初回作としたアニメシリーズのことです。

実は、最初の「タイムボカン」は見たことがないんですが、それ以外の昭和シリーズは抑えていますよ!

このシリーズ、平成以降もアニメが制作・放映されているんですよね。これまた私は未チェックなんです。個人的にちょうどそういうのが見られない時期に放映されてたみたいなんですよね。

少し話は脱線するかもしれませんが、このシリーズの一作品であるヤッターマンは深田恭子が出演した実写映画でちょっと話題になりましたね。それくらいの人気シリーズだったということなんだと思います。

このシリーズ、昔のアニメらしい当たり障りのないギャグテイスト&マンネリが人気の秘密だったんじゃないかと思うんです。

基本ストーリーは、主人公と「三悪(さんあく)」と呼ばれる敵キャラとが古今東西に(タイム)トラベルして、それぞれの土地で歴史上の偉人などを巻き込みながら、不思議な力を秘めた宝の争奪戦を繰り広げるというコンセプトになっていて、非常に分かりやすいんです。(すいません、この説明、Wikipediaに掲載された説明を参考にさせていただきました)

シリーズを語るうえで、この「三悪」というところが肝になっているんですよね。この「三悪」は、女性のリーダーと男性2人の手下という構成になっていて、2015年に放送された「夜のヤッターマン」が始まるまでシリーズを通して同じ声優が担当しているんです。

この「三悪」はキャラクターデザインのインパクトが強いだけではなく、敵役でありギャグ担当でもあり物語を盛り上げてくれてるんです。

小さい時の記憶ってあまりはっきりと覚えていないわけですが、この「三悪」の存在は焼き付いています。

タイムボカンシリーズの中で記憶に残っている作品は?

私にとってタイムボカンシリーズで記憶に残っている作品は次のとおりです。

  • ヤッターマン(1977年1月~1979年1月)
  • ゼンダマン(1979年2月~1980年1月)
  • オタスケマン(1980年2月~1981年1月)
  • ヤットデタマン(1981年2月~1982年2月)
  • イッパツマン(1982年2月~1983年3月)
  • イタダキマン(1983年4月~1983年9月)

ほとんど全部ですね(笑)

冒頭で書いたとおり、初回作である「タイムボカン」を見ていないところが無念なんですがね。

放送されていた年を考えると、オタスケマン以降はリアルタイムで見ていて、ヤッターマンとゼンダマンは再放送で見ていたんだと思います。

実際、私の記憶的にも合致します。

ちなみに、上記の作品の中で最も好きな作品は、イッパツマンですね。

わりとオーソドックスなチョイスかもしれませんが、他の作品が作品を通して基本一話完結的なストーリー構成になっているのに対して、イッパツマンは全58話を通したストーリー性と、そこにつながるヒントが各話に散りばめられていた点が好きな理由です。

見ていた当時の年齢的にストーリーを理解できるようになっていたというのも理由の一つかもしれません。

タイムボカンシリーズのどこが面白かったのか?

タイムボカンシリーズのどこが面白かったのか?ということですが、大きくは次の3つの要素なんじゃないかと思います。

  1. ストーリーがわかりやすい
  2. 子供にもわかりやすいギャグ
  3. 史実や歴史上の人物、伝説など子供でも知っている事実を盛り込んだ話題が多い

ストーリーが分かりやすいというのは、基本一話完結になっていて、ストーリー展開がマンネリなので、非常に話が読みやすいんですよね。

そこに子供でも分かりやすいギャグが散りばめられているので、全体的に子供が見るにはちょうどいいテイストに仕上げられていたんだと思います。

マンネリギャグもたまにすかされることがあったりと、本当に楽しませてもらいましたよ。今思うと、「オレたちひょうきん族」以降主流になっている「内輪ネタ」的な要素があったのも単純に笑えた理由なのかもしれません。

マンネリだけど飽きないという、まさに「偉大なマンネリ」を体現した作品の一つだったのではないかと思うわけです。

それに加えて、話の中に子供がすでに知っている史実であるとか、歴史上の人物が登場するので、興味を持って見られるわけなんですね。

あとシリーズをずっと見ていると、別の作品に以前の作品で見たものと同じような史実や歴史上の人物の話題が登場することがあるんですが、子供って結構そういうの覚えていて

「アレ、これ前に見たことあるぞ?」

って思いながら見るので、ますます面白みがでてくるんです。

史実であるとか歴史上の人物のことって学校で習ったりする、本当のことじゃないですか?それがアニメで登場してくることで、ある種バーチャルとリアルとが結びつく瞬間が生まれて、興味を抱かせたんじゃないかと思います。

もちろん、子供の頃はそんなことは考えていませんでしたけどね。

まとめ

タイムボカンシリーズについてまとめました。

「偉大なるマンネリ」作品の一つで、シリーズを通して本当に楽しませてもらいました。

なぜタイムボカンシリーズが面白いと感じたのか、一言でいうと子供に訴求する要素が詰め込まれていた作品だったからなんじゃないかと思います。

大人になった今では、あまり子供番組然とした作品を見ようとは思わなくなってしまいましたが、心の中では「また、タイムボカンシリーズみたいな作品が登場しないかなぁ」と思っていたりもします。

そんなタイムボカンシリーズの中でも私的には「イッパツマン」が最も好きな作品で、イッパツマンについてはまた別の記事にしたいと思っています。

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