あしたのジョー第18話感想:ヤケクソになった丈に勝機はあるのでしょうか?

アニメ

第17話は丈が引き続き丹下段平から無視される続ける一方で、あの青山の実力が無視できないところまで高まっていることが発覚した回でした。

丈は青山を恐れ始めていたようです。

理由は、体も小さくやせ細った青山が、第7寮の実力者と言われた沼田を血だるまにするまでの実力を身につけていたから。

果たして青山はどんな特訓を段平から受けていたのでしょうか?

丈は青山に勝つことができるのでしょうか?

あしたのジョー第18話を視聴した結果をまとめました。

青山の実力は本物!対してやけになってしまった丈!!

今回は、対抗試合が開始、力石→青山→丈の順に試合の様子が描かれた回でした。

対抗試合が始まる前に、次のようなルールが丹下段平から提案されます。

  • 試合はアマチュアルールに則って行う
  • 全員ヘッドギアを着用
  • 体重差はグローブの大きさで調整をする(体重を4段階に分け体重によって6オンス、8オンス、10オンス、12オンスと大きくする)

ここに力石は、自分がプロボクサーであるということからヘッドギアなしで試合をすると申し出、段平に受理されます。

それを聞いていた丈は、力石と引き分けた実力のある自分は「ヘッドギアなし」かつ「12オンスのグローブ」をつけて戦うと宣言してしまいます。

対抗試合は次のとおり。

力石 対 福島

力石が福島をわずか16秒でKOし、終了。(当然の結果ですね( ´艸`))

青山 対 的場

青山は前回沼田を倒した時と同じように、的場の攻撃をかわし続けます。

こうすることで的場の体力を消耗させ、第1ラウンドが終了。

第2ラウンドも引き続き逃げ、そして的場の攻撃をかわし続ける青山。

的場が疲れ切ったところで青山が攻撃を開始。青山の攻撃力は確かにそれほど高くありません。しかし、疲れ切った的場は全く動けず、手も足も出ない状況。文字通りサンドバック状態で殴られ続け、青山のKO勝ちになりました。

矢吹 対 松木

勢いよく松木に殴りかかる丈ですが、12オンスの重たいグローブを装着し自分のパンチに振り回されてしまう丈。それにグローブの重さのために丈のパンチの威力は半減、松木には全く効きませんでした。

次第に体力を消耗する丈に攻撃を開始する松木。

攻撃をまともに受けた丈はダウンを繰り返します。

そして、丈には段平からの「お前は負ければいい」と言わんばかりの冷たい視線が目に入るのでした。

この視線を見て、ヤケクソになってしまう丈。

突然、松木に対して反則技でダメージを与え始めます。

段平は少々焦りながらも「減点だ!」と丈を制しようとします。

それでも反則をやめない丈。

そして反則技でダメージを受けた松木を殴り続けるのでした。

丈のこれまでの人生が見えるような回でした

今回は、段平から冷たい視線を受けてキレてしまう丈がとても印象的でした。

私はこのシーンで、丈のこれまでの人生を垣間見た気になりました。

白木のお嬢さんは、この時の丈を「泣いている」と表現していました。

力石もまた

「いじめっ子にいじめられたガキがべそをかきながらむしゃぶりついていく姿にそっくりだぜ」

と表現。

丈は両親がおらず、孤児院で育ったわけです。

小さいころから誰にも頼ることができなくて、皆から冷たくあしらわれてきたのでしょう。

泪橋に来て、段平に出会い、初めて自分が必要とされ、この少年院でボクシングの楽しさに目覚めたわけです。そして段平に対しても信頼と呼べるものができようとしていた矢先に理由もなく冷たくされたのです。

丈の中に生まれようとしていた人としての温かみのようなものが崩壊した瞬間が、今回の松木との試合における暴走だったわけですね。

段平の意図はわかりませんが、丈にとってこのやり方は本当に良くないやり方だったと思わざるを得ませんね。

果たして丈に青山を破ることはできるのか?

今回の段平の「特訓(?)」は、丈にどんな学びを与えることになるのでしょうか?

少なくとも技術的には丈にとって何も得るものがなさそうです。

どうするんでしょうね?

ただ、ボクシングでの攻撃のかわし方を学んだ青山と対戦することで、その「概要」を知ることはできるのかも( ´艸`)

とはいえ、いまの丈の精神状態ではいくら目でそれが見えたとしても、素直に学びへと変換することはできないかもしれませんね。

今の時点ではわかりませんが・・・。

予告によると松木との試合は何とか勝つようですが、果たしてこの精神状態で青山に勝つことはできるのでしょうか?

早く次回が見たいです!

まとめ

「あしたのジョー」の第18話では、対抗試合が始まり、力石と青山の勝利の様子が描かれました。

一方、不利な条件を自ら選んだ丈は、対戦相手の松木に防戦一方の試合展開に。

そして試合中、段平から冷たい視線を受けた丈はいよいよキレてしまい、反則技を松木に繰り出し、松木を殴り続けるというところで今回は終了です。

↑でも書きましたとおり予告によれば、丈は松木との試合には勝てそうです。しかし、青山との試合には果たして勝つことができるのでしょうか?

また、青山との試合の中でボクシングの技術面だけでなく、人として成長することはできるのでしょうか?

次回の視聴も楽しみです!

私は「あしたのジョー」を楽天TVにて月額定額サービスを使って見ています。「あしたのジョー」は楽天TV以外の動画配信サービス、Amazon Prime VideoやVideoMarketなどでも配信されていますよ。

気になる方は、動画配信サイトをチェックしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました