第27話では、白木財閥の会長である白木幹之助から直々に丈と西の白木ジムへの移籍の誘いを受ける段平、丈そして西の様子が描かれました。
一度は丈も首を縦に振り、白木ジムへの所属の話が進むところでしたが、力石との対戦を果たすという自分の生きる目的を思い出し、断ったのでした。
丹下拳闘クラブのライセンス取得が絶望的な今、丈は自分なりのやり方でライセンス取得への道を模索するのでした。
予告では、今回丈はウルフ金串とボクシングの対戦をするみたいです。
アマチュアの丈がどうやってウルフ金串と対戦できるのでしょうか?
また、このこととライセンス取得とは何か関係があるのでしょうか?
あしたのジョー第28話を視聴した結果をまとめました。
丈らしいプロモーションの仕方が凄い!この手があったか!
今回のストーリーは次のような感じでした。
- 丈は、全日本新人王決勝戦の会場に来る(交通費は紀子からもらう(笑))
- ウルフ金串に目をつける
- 丈はウルフ金串の控室に来て、ウルフ金串にサインを求める
- 白木幹之助や力石、報道陣らが集まる中、ウルフ金串にケンカを売る丈
- ウルフ金串が丈の態度にキレて、殴りかかったところで、丈はクロスカウンターで応戦
- 二人は相打ちとなり、倒れる
- 新人王のタイトルを取ったばかりのウルフ金串が、全く無名の素人にクロスカウンターで倒されたということにざわつく報道陣
- 丈の素性を白木幹之助が暴露。同時に丹下拳闘クラブにライセンスが下りないことも公表
というような内容でございました。
丈のケンカ作戦は見事成功!
丈は新人王のタイトルをとったばかりのウルフ金串にケンカを売り、そのウルフ金串を倒すことで日本中の注目を浴び、ライセンス取得に持っていくことを考えたのです。
「なるほど!」
って感じですよね。
もちろん、注目を集めるだけの強さが丈にあったからこそ、できた技ではあるのですが、この作戦を思いつくというのもすごいと思います。
丈のこの作戦に見事にハマってくれたウルフ金串も運が悪いですけどね。
あしたのジョーがただのボクシング漫画でないことを再認識させてくれた回でした♪
ちょっと嬉しそうな力石
控室や、自身の新人王決定戦で丈を見かけた力石は、ウルフ金串の一件がある前に何やら感づいていました。
丈の目つきがおかしいと。
そして、ウルフ金串をクロスカウンターで倒し、マスコミが騒ぎ出した後の様子を見ていた力石のセリフと演出がよかったです。
力石としては、プロボクサーとして丈と一戦交えたかったわけです。
しかし丹下段平の悪評のために丈はプロボクサーにはなれないかもしれない状態になっていたわけですが、今回の一件でマスコミが騒ぎ出し、実力のあるアマチュアボクサーが日本ボクシング協会によってプロになれないとなれば話は変わりそうですものね。
もしかしたら、この時マスコミに油を注いだ形となった白木幹之助もまた、力石と同じように矢吹丈という一人の将来が期待できる若者がプロになれる道を作れるかもしれないと思いああいった発言をしたのかもしれませんね。
いずれにしても、この後の展開が非常に気になります♪
やっぱり丈は、賢いわ!この手は思いつきませんでした
今回の展開は本当に予想街の展開でした。
それにストーリーの作り方も上手だなぁと改めて思いましたよ。
まさかチャンピョンになったばかりのボクサーを相手にケンカを売って、無理やりボクシングをするシチュエーションに持っていくとは。
しかも、そのために試合前のウルフ金串の足を引っかけたりして、ケンカを売る準備も万端にしておき、今度はサインを要求し、バカにするという用意周到展開に脱帽です。
矢吹丈というキャラクターが単にケンカが強いだけの男ではなく、頭の回転が速く、自分の目的達成のためになら即行動を起こせる人間であることがよくわかりました。
しかも、それを計算通りに実行できる男であることも。
しかも、それがスマートな方法だとあまり面白くもないわけですが、丈らしい方法で実現しているところがまたニクイですね。
徐々にではありますが、矢吹丈というキャラクターが少しずつ肉付けされ始め、人間味のある人物像ができつつある、そんな気がしたエピソードでした。
あしたのジョーのアニメとしての表現方法が秀逸だと思いました
今回、丈がウルフ金串にクロスカウンターを打つ瞬間の描写が非常に印象的な表現方法になっていました。
昔はよくあったタッチかも。
鉛筆で書いたような線画のシーンですね。
これは何とも言えない魅力があるんですよね。
本当に物語に引き込まれるんです。この線画だけのシーン。
絵がヌルヌル動くという方向性と真逆の演出。漫画を読んでいるときのような感覚に陥るシーン。これって最近のコンピューター上での作画が当たり前になった時代ではあまり使われない表現方法ですよね。
素人の私が考えると、技術的にできなくはないと思います。恐らく手間がものすごくかかる作業なんじゃないかなと思うんですが、どうなんでしょうか?
いまだともっと印象的に見せる方法があるのでしょうか?
こういうちょっとしたアニメーション技術があって、それを見るというだけでもあしたのジョーを見る意味があるなぁ、と改めて思いました。
次回もライセンスはお預け?その代わり丈は高校生チャンピョンと試合をすることに
予告によると、次回は丈は高校生チャンピョンと試合をするようです。
どんな経緯で、このような試合をすることになったのでしょか?
予告映像を見る限り、ちゃんとヘッドギアもつけていますし、今回のようなケンカではなく、ちゃんとしたボクシングの試合みたいですよ。
もしかすると、日本ボクシング協会の差し金で、丈の素質を見抜くための対戦を組まれたのかもしれませんね。
詮索をし始めると止まりませんね( ´艸`)
まずは次回を視聴してみることにしたいと思います♪
次回をはやく視聴したいです!
まとめ
「あしたのジョー」の第28話では丈が全日本新人王決定戦が終わった直後のウルフ金串を控室で倒し、日本ボクシング協会幹部や報道陣各社に自身の「凄さ」をアピールしました。
まさに丈がセルフプロモーションした回でした。
同じ場に居合わせた白木幹之助の発言も後押しし、日本ボクシング協会は丹下拳闘クラブにライセンスを渡さざるを得ないような状況になってきましたね。
この後、どうなるのでしょうか?
次回予告ではライセンスについてのコメントはありませんでしたが、どうなるのでしょうか?それとは別に丈は高校生チャンピョンと試合をすることになるみたいです。
どんな経緯でそうなったのか?そしてその結果は?
いろいろと気になりますね。
次回の視聴も楽しみです。
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