第16話では丈が次の特訓を受けたいにも関わらず、丹下段平から散々無視される回でした。
見方を変えると、いじめにも見えるくらいの無視の仕方で見ている方がイヤな気分になりましたよ（笑）
そして、丹下段平は丈の代わりに体が小さく、いかにもひ弱そうな「青山」という少年に選任でコーチをし始めるのでした。
今回はこの続き。
果たして、丈は再び段平から特訓を受けることができるのでしょうか？
青山は、丈が強くなるうえで何かしらの鍵を握っているのでしょうか？
あしたのジョー第17話を視聴した結果をまとめました。
今回の主役はダークホースと化した青山くん！
前回、段平から無視されたことがよっほどショックだったのか、丈が何やら考え事をしているところから始まります。
フラストレーションの溜まっている丈でしたが、平日だというのに青山にコーチをするため段平が少年院に来ていることを知ると、一目散に体育館へ段平を探しに向かいます。
青山をコーチしている段平に、土下座をしてコーチをしてほしいと頼む丈。
しかし、それでも段平は丈へのコーチをしようとせず、その場を離れていくのでした。
このような状況から、丈は段平からコーチを受けないことを決意します。
一方、段平から熱心な特訓を受けている青山ですが、周りが知らない間に第7寮のボクシングの実力者沼田を倒すほどまでに力をつけていたんです。
その倒し方というのが激しく、沼田は血だらけになって意識を失うほどコテンパンに伸してしまったんです。あの青山が。
当然ですが、その様子に驚愕するほかの院生たち。他の院生たちだけではなく、倒れた沼田を見た丈もまた驚きを隠せないでいました。
同時にどのような方法で闘って沼田を倒したのかが丈は気になるわけです。
周りで見ていた者に聞くわけですが、実のところ周りの院生たちは青山と沼田の試合を見ていなかったようで、沼田が倒される瞬間は誰も知らないのです。気がついたら沼田が血だらけになって倒れていた・・というしかありません。
というのも、試合が始まってすぐ沼田は全力で青山を倒そうと襲い掛かっていったのですが、青山がその攻撃をかわし続けたために全く試合が面白くなく、途中で見るのをやめたというのです。
もともと、この試合は、青山が第7寮の代表選手になりたく、沼田に無理を言って試合をさせてもらったものだったので、なおのこと皆の興味がなくなってしまったんですね。
というわけで、丈はどのようにして青山が沼田に勝ったのか手がかりすら手に入れられません。
青山に直接聞きに行けばよいわけですが、どうやら真実を知るのが怖かったようなんです。しかし西から自分をごまかすのをやめるよう諭され、重い腰を上げ青山のところへ。
青山に「段平から何を教わったのか」尋ねる丈。
しかし、青山は対抗試合を前に自分の手の内を敵になるかもしれない相手に教えるわけはないと断固として断ります。
この「生意気な返事」に対し感情的になる丈。
あわやこの場でケンカになるかというその瞬間、力石が登場！
青山の言い分が間違っていないことを指摘し、丈の心理をズバリ言い当ててしまいます。
力石の感じたところによると、以前は丈にとって「目の片隅にほども感じなかった青山」の存在が、いまやどんどん大きくなってきている、そのように丈は感じているのです。
図星を突かれ、ただ立ち尽くすしかない丈なのでした。
丈のボクシングに対する思いは本物になったみたいですよ( ´艸｀)
今回、丈が段平のところへ行き次なる特訓を依頼するシーンがありました。
そのシーンでなんと丈は土下座をして段平に懇願するわけです。
「おっつぁん、俺は見栄も意地も捨てたよ。
このとおりだ、俺にコーチしてくれ。
何でも言うとおりにする。お願いだ、おっつぁん。はやく次を教えてくれ。頼む！
俺は惚れちまったんだよ、拳闘ってヤツに。
そして、今度っていう今度は絶対に力石に負けたくないんだ。」
最初はアレだけ嫌がっていたボクシングに対してこれだけ言うようになったということは、丈は本気だということみたいですよ。
今回の試練を乗り越えた暁には、丈が更に成長していくのを予感させてくれるシーンですよね。
ボクシングだけではなく、段平に対する信頼も本物かも（笑）
↑のように頼み込んでも丈の頼みを聞き入れてもらえない丈。
段平からは散々冷たくあしらわれてしまうわけです。
そんな丈は、これまでに段平からもらっていたハガキ（「明日のためにその１」と「明日のためにその２」）を破ろうとするわけですが、できなかったんですね。
最初にハガキが来たときは、ビリビリに破いたのにね( ´艸｀)
それだけ、段平への信頼感が高まったという証ですね。
段平を通してボクシングを好きになり、そしてボクシングを通じて段平に対する信頼が強くなってきた。今回は、一人の人間として成長しつつある丈を描いた神回と言えるかもしれませんね。
次回、丈は新たな技を習得するのでしょうか？
今回も段平からは足蹴にされ、青山からも手の内は教えないとあしらわれてしまい完全に孤立する丈が描かれました。
得られたもの、それは、青山が沼田と戦い始めた時に「逃げ回っていた」という情報のみ。
対抗試合の日は迫っています。
果たして丈は青山に勝ち、本命である力石との勝負を果たすことができるのでしょうか？
また、青山が身につけた「技」自体もどんなものなのか気になりますね。
丈は、青山が身につけた技を自分のモノにし、更に一歩成長することができるのでしょうか？
早く次回が見たいです！
まとめ
「あしたのジョー」の第17話では、前回に引き続き段平から冷たくあしらわれてしまう丈が描かれました。
そして、新しい技も身につけることができず不安を抱えたままの様子がよく描写されていたと思います。
予告によると、丈は予想通り青山と対戦することになりそうですが、果たして勝つことができるでしょうか？
次回の視聴も楽しみです！
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