第29話では新聞記者をはじめ報道陣が丹下拳闘クラブに殺到、丹下段平は報道陣の口からジムにライセンスが下りたと聞かされるのでした。
一方、丈はいつものように林食料品店で仕事をしている途中で、東橋高校のボクシング部に立ち寄ります。そこで出会った稲垣という高校生チャンピョンとスパーリングをすることに。
しかし、丈は稲垣に全く歯が立ちません。実は稲垣は近々B級のプロテストを受けるほどの実力の持ち主だったのです。
そこで丈も同じB級のプロテストを受けることを決意するのでした。
今回は丈がとうとうプロテストを受けるみたいです。それも稲垣と同じB級。段平からは「無理だ」と止められましたが丈が聞くはずもありません。
果たして無事プロテストに合格することはできるのでしょうか?
あしたのジョー第30話を視聴した結果をまとめました。
プロテストでやりすぎた丈
今回はプロテストを受ける丈の様子が描かれました。
大まかなストーリーは次のような感じでした。
- プロテスト会場に西と丈そして段平の3人で訪れる
- 最初に筆記試験を受ける丈
- しかし筆記試験の問の目的自体を理解できていないのか、3問ある試験問題全て不正解となる
- スパーリングで丈は、前回登場した高校生チャンピョンの稲垣と対戦することに
- 序盤、完全に稲垣のペースで一方的に殴られ続ける丈
- しかし、2ラウンド目でキレてしまった丈は、両手を下げたフォームで稲垣に一方的に殴られる
- 一方的に殴り続ける稲垣のスキをついて、カウンターを仕掛ける丈
- 自分のペースに巻き込んだ丈は、ひたすら稲垣を殴り続ける
- 稲垣が場外に出た後も一方的に殴り続けた丈は、途中で我に返る
- 我に返った丈は、気を失っている稲垣を見て、状況に気が付く
というような内容でございました。
ボクシングの基礎的なルールも知らなかった丈
筆記試験で一問も正解できなかった丈。
前もって勉強をしていて、不正解であったのなら(ある意味)普通なのですが、丈は全くボクシングの基本的な教養を身につけていないような感じでした。
ちなみに、今回のプロテストで出題された内容は次のようなものでした。
- ボクシングの反則を3つ挙げる
- 正しい防御法を3つ挙げる
- 1ラウンドに何回ダウンするとKO負けになるのか
これらの問いに丈らしい珍妙な回答をしていたわけですが、よりにもよって他の受験生にも聞こえるような大きな声で自分の回答を西に話した丈。
他の受験生たちに笑われ、完全にバカにされてしまいました。
プロテストを受験するというのに、基本的なボクシングのルールも知らなかった丈。
それがよく表現されたエピソードでした。
※ちなみに、西は筆記試験は全て正解。また、スパーリングも無難にこなしておりました。
このことからも西は意外と頭がよく、丈とは対照的にきちんとルールに則った闘いができる人物であるということもよく表現されていました。
高校生チャンピョン稲垣に一方的にやられる丈
丈はスパーリングを稲垣とすることになりました。
稲垣は高校生チャンピョン。
きちんとボクシングを学び、強くなってきたという感じのエリートボクサーです。
そんな稲垣と丈がスパーリングをしたわけですが、様々なテクニックを身につけている稲垣を相手に丈は試合になりません。
一方的に稲垣から殴られ放題の丈。
稲垣は、ボクシングをする上での基礎技術がしっかりしており、足を使った動きもばっちりです。
そのため、丈の攻撃が全く当たらないのです。
ここで、青山との試合を思い出して対応すればよかったのでしょうけど、その前にキレてしまったので、それどころではありませんでした( ´艸`)
丈が散々殴られたあとの話は↑でもかいたとおりで、丈が完全にキレてしまい試合は中止(?)となりました。
さすがに、場外にでた選手を気絶した後も散々殴り続けるというのは、よくないと丈も悟ったところで今回は終了しました。
↑でかいたとおり、西は筆記試験だけではなくスパーリングもきちんとこなしていて、ガードもきっちりできていて、適切にパンチを繰り出すこともできていましたよ♪
丈の頭の中では「ボクシング=闘う」だったことがよくわかりました(苦笑)
今回、丈がプロテストを受けたことで、ボクシングをやるうえで丈に欠けているものがいくつも浮き彫りになりましたね。
ボクシングの基礎的なルールを理解すること。
ボクシングの基礎的な技術を身につけること。
などなどです。
丈は力石やウルフ金串と相打ちにまで持ち込んだだけの才能や攻撃力は持っているのです。しかし、上述したような基礎ができていないんですね。
それさえ身につければ、今回のプロテストでも堂々の合格を果たすことができたかもしれません。
西が語っていた内容のとおり、丈にとってボクシングはこれまでは普通のケンカと何らかわりない存在だったのかもしれませんね。
実際問題、少年院でのボクシング大会もそういう見方でやっていたのも事実です。力石との戦いの際も、丹下段平からの進言で「何度ダウンしてもKOにしない」という独自ルールで試合をしていましたから。
丈の中で、ボクシングはスポーツではなく、あくまでも「闘うルール」に他ならないのでしょう。
だから、前持った勉強もしていないですし、稲垣を完膚なきまで叩きのめしてしまったのかもしれませんね( ´艸`)
何はともあれ、今回は丈のボクシングに対するイメージがよくわかる回でした。
丈にとってボクシングは、「(まさに)闘い」であり、勝つか負けるかの勝負だったというわけです。
この感覚がいつ変わるのか、今後もじっと物語を見ていきたいと思っています!
二回目のプロテストで合格するみたいです!丈がとうとうプロデビュー!
予告によると丈は2回目のプロテストで見事プロボクサーとして合格するみたいです。
そして、いよいよプロデビューを飾ることになるのだとか。
対戦相手も決まるみたいで、一体丈はどんな選手と試合をすることになるのでしょうか?
気になりますね。
予告映像の中では丈にも「プロとしての自覚」が芽生えるのだそうですが、本当でしょうか?
また、その描写はどのようなものなのか気になりますね♪
はやく次回を視聴したいです!
まとめ
「あしたのジョー」の第30話では丈がプロテストを受験。
しかし、きちんとしたボクシングの勉強をしていなかった丈は筆記試験は0点、スパーリングでは散々暴れ、相手の稲垣を完全に伸してしまうのでした。
丈自身が自覚しているとおり、1回目のプロテストは完全に不合格だったようです。
次回予告によると、2回目のプロテストでは合格し、いよいよプロデビューを果たすみたいです。
そしてデビュー戦の相手も決まるみたいですよ。
誰なんでしょうね?
気になります。
次回の視聴も楽しみです。
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