第41話は昭和ならではのお正月の様子が描かれた回でした。
丈の周辺はいつもと変わらず平和そのもののお正月だったようです。
一方、力石は丈との試合を実現するため、フェザー級からバンタム級へと減量を開始した様子が描かれました。
今回は力石の減量の過酷さが描かれるようです。
ある意味有名な力石の減量エピソードですが、どのような内容なのでしょうか？
あしたのジョー第42話を視聴した結果をまとめました。
鬼気迫る力石の減量はこんな感じでした
今回は前回描かれた力石の減量について、「サウナ部屋での練習」以外に力石は何をしているのかが描かれました。
力石がフェザー級からバンタム級へと減量するたにやっていることをまとめると次のようになります。
- 「サウナ部屋」での練習（前回も登場）
- 食事は果物だけ（42話ではリンゴ1個だけで夕食を終わらせました）
- 寝泊りは白木ボクシングジムの地下倉庫（中に入ったら外から施錠してもらう）
これまで白木邸で優雅な暮らしをしていた力石は、白木ボクシングジムの地下倉庫で寝泊まりすることにしました。これは東洋一といわれる近代設備を有した白木ボクシングジムの誘いを断り、おんぼろジム「丹下拳闘クラブ」で這い上がって来た丈に対抗するためです。
また、地下倉庫に入ったのち、ジムの仲間に外から施錠してもらったのは、夜中に水が飲みたくなって外に出ていかないようにするためです。
ここまでいろいろな側面から自分の精神を追い込み、そして水や食事を断じて徹底した減量をすることで力石は丈との試合を実現し、プロの世界で完全勝利を得たいと考えているわけです。
そんな力石はやせ細り、目もくぼみ、視聴者がパッと見てもやせこけているのが分かるくらいに痩せた姿になっています。
また、終始ふらふらとし、今にも倒れそうな様子が描かれました。
力石の丈に対する勝利への執念がよく描かれていました
力石の減量は「サウナ部屋」で汗を流すだけにとどまらず、徹底的に水と食事を制限するという方法で行われていることが分かりました。
正直、ここまでしないと実現できないのかなぁ、とも思いましたが、前回の記事でも書いたようにプロボクサーのレベルだとそもそも体脂肪率がかなり低いはずなので、ここまでしないと落とせないということなのでしょう。
そして、今回結構重要なポイントだと思ったのは、あえて白木邸を出たという部分。
もともと、なぜ白木邸で寝泊まりしていたのか、という点も私的にはツッコミポイントなのですが、それはさておき（笑）、丈と同じような状況に自分の身を置くために優雅な生活から脱し、勝利に対するハングリーさを刺激するという力石の執念が感じられた描写だと思いました。
力石の減量は、下手をすると、餓死するレベルだと思います
今回描かれた力石の減量は、下手をすると餓死するレベルのものではないかと思いました。
↑でも書きましたが、プロボクサーってそもそも体脂肪率がほとんどないような肉体であるわけです。
それにここまでの減量をすると、生きていく上で必要な体脂肪がなくなって「餓死」してしまう可能性がでてくるんじゃないかと思うんですよね。
私が子供の頃、コロコロコミックでドッヂボールが特集されていた時期があったのですが、その時に誌面に搭乗していたマッスル北村さん。
覚えていらっしゃる方も多いかと思います。
最近知ったことですが、彼は筋トレのやりすぎで体脂肪率が極端に少なくなって、最後は「餓死」されたそうです。
「餓死」と聞くと、何も食べていないとなるようなイメージがあるのですが、体脂肪があまりにもなくなる事でも起きてしまうことなんだそうですよ。
丈と力石との試合に対し、段平は不機嫌な様子
力石が必死の減量に励む一方で、丈は、力石と勝負が付けられるのを非常に楽しみしている様子が描かれました。
丈がウキウキするのは「分かりやすい描写だなぁ」と思ったわけですが、なぜか不機嫌な段平が「？」でした。
段平としては、丈を大事に育て、着実に実績を積み重ねて世界チャンピョンにしたい、そう思っているのは間違いなさそうですね。
でも、今回の会話の内容からすると、丈と力石との因縁の対決をすること自体にあまり良い印象をもっていないようです。
丈が「負ける」か「勝つ」かは二の次として、両者が試合をすることでどちらか一方或いはお互いに傷つくことになる、そう考えているみたいですよ。
それは確かに、そうかもしれませんね。
ある意味、段平のこの「予感」が、物語の中の一つの「節目」に結びついていくということなわけです( ´艸｀)
次回は西にスポットライトが当たる？
次回も今回に引き続きなのか、「減量」をキーワードにしたストーリーが描かれるようです。
ただし、次回スポットライトが当たるのは、西みたいですよ( ´艸｀)
西って減量する必要あるんですかね？
減量というか、ウェイトコントロールということなんでしょうか？西はミドル級みたいですが、この階級に留まるためということなんでしょう、多分。
どんなエピソードになるのかは気になるところです。
次回も楽しみです♪
まとめ
「あしたのジョー」の第42話は力石の減量エピソードが描かれた回でした。
力石の過酷な減量については割と有名な話でぼんやりと知ってはいましたが、きちんと見たのは初めてでした。
力石の鬼気迫る勝利への執念がよく表現されていたと思います。
次回は「減量」をキーワードにしたもう一つのエピソードが描かれるみたいです。西にスポットライトが浴びせられるようですが、どのような内容なのでしょうか？
次回の視聴が楽しみです♪
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