前回は霞がスランプに陥ったものの、仲間の助けによりスランプを脱し、メンタルな部分で一歩成長できた回でした。
そんな霞の成長物語と同時に、牙鬼萬月は十六夜九衛門と接触、九衛門の正体に迫ろうとしたのです。
あと一歩というところで九衛門が何者であるのかを聞き出すことはできませんでしたが、どうやら「牙鬼家の小姓」でも「忍び」でもないということみたいですよ。
十六夜九衛門、一体何者なんでしょうかね?
そんな急展開の続くニンニンジャーですが、今回は再び一時休止的な回・・・なんでしょうか?
どうやら牙鬼萬月が、パーティーを主催するのだとか。ニンニンジャー達も招かれるみたいですが、どういうイベントなのでしょうか?また、その裏には何かしらの罠が隠されているのでしょうか?
忍びの41を視聴した感想をまとめました。
- 番組名:手裏剣戦隊ニンニンジャー
- サブタイトル:忍びの41 「牙鬼パーティー、五番勝負!」
- 放送日:2015年12月13日
- 視聴日:2020年12月15日
- 視聴サイト:Amazon Prime Video
忍びの41 あらすじ
今回は、やはりクライマックスへ向けての一歩といえる回でした。
冒頭でいきなりニンニンジャーと十六夜九衛門との戦いが始まるものの、すぐに牙鬼萬月が参戦。
十六夜九衛門は、スキを見て退散してしまいます。
天晴(たかはる)がライオンハオーでガシャドクロの相手をしていると、突然 萬月が一時撤退してしまうのでした。
そうして、何故か唐突に「牙鬼家当主継承披露目式」の招待状をニンニンジャーへ送る牙鬼軍。
敵の罠だと知りながらも、披露目式の会場に向かうニンニンジャー達6人。
大勢の人質を取られてしまい、今回の妖怪「超上級妖怪 シュテンドウジ」を相手にニンニンジャーたちは「五番勝負」をすることになります。
- 八雲
- 霞
- 風花・キンジ
- 天晴
- 獅子王(ライオンハオーの精霊)
の順に勝負をし、結果的にニンニンジャー達が勝利するのでした。
「こうなった以上余興は終わりだ。力づくでいくぞ!」
というシュテンドウジの掛け声と共に、戦いが始まります。ヒャッカラゲは何とか倒せたものの、超上級妖怪のシュテンドウジは手強く、歯が立ちません。
天晴はアカニンジャー超絶となって一気に勝負を決めようとしますが、肝心の獅子王が酔っ払って寝てしまっており、超絶に変化できない事態に。
天晴は獅子王の寝言の中で出てきた「先輩」という単語で閃き、「カクレンジャー」、「ハリケンジャー」そして「ジライヤ」の忍シュリケンを使った「新上級シュリケン忍法奥義レジェンド忍烈斬」を使ってシュテンドウジを倒すのでした。
しかし、シュテンドウジは超上級妖怪、完全に倒すことはできておらず、自らの妖術で巨大化して暴れ始めます。
そこでニンニンジャーもゲキアツダイオーを呼び、応戦するのでした。
ところが!
ここでシュテンドウジの術が発動。
なんと、シュテンドウジには、自分が放つ(酒臭い)息を吸い込んだ者を思い通りに操れるという能力があったのです。
5番勝負の最後で、獅子王が参戦したわけですが、その時、獅子王はシュテンドウジの息を吸い込んでいたんです。
結果、ライオンハオーだけではなく、ライオンハオーによって呼び出されたオトモ忍も全て牙鬼萬月の手に落ちてしまいます。
そして、萬月の操る覇王シュリケンジンの「覇王萬月バスター」によって、ゲキアツダイオーは倒れてしまうのでした。
今回は天晴の最後の成長回かな?
今回のストーリーは、大部分の時間をシュテンドウジとの5番勝負で割いているわけですが、一言でいえば天晴の成長回だったのではないかと思います。
好天(よしたか)の言わんとしていることを、言い当てる天晴。(これは敵の罠にみすみすかかりに行くかどうかを迷っていた時、凪が好天に意見を求めました。この問いに対する好天の回答の意味が分からなかった5人はわからなかったのですが、天晴だけは「自分たちで考えよ」と察したわけです)
そして、好天の様子を見ていた旋風(つむじ)から
「みんな、修行の最終段階に来たんだな」
と言われ「守破離」の言葉の意味を説明されます。ニンニンジャー達は物語を通じて、「守(忍者の基本をマスター)」と「破(好天から教えられた型を破った忍術にトライ、身につけてきた)」は達成しました。
後は「離(誰にもできない忍術を身につけ、じいさんから離れる)」さえ達成すれば、「一人前と認められる」。
それを聞いた天晴は自分の力で敵を倒し、一人前に近づきたいと少々焦り気味だったわけです。
そんな天晴を見て、なんと獅子王が次のような言葉を天晴に言うのでした。
「一人前ってのは、人に頼らねぇってことじゃねぇ。巣から飛び立つためにより人の意見に耳を傾けられる。大人になれ!」
これを聞いた天晴は、一人前とはどういうことなのかを悟るのでした。
天晴はどちらかということ、これまでもチームワークを重んじたり、他人をいい意味で頼れる人物像だったと思います。でも、そんな天晴が「一人前とはどういうことなのか」ということを意識して行動をすることができれば、彼にとって非常に強い武器になるということなのではないでしょうか?
自分の武器を思いどおりに使いこなせるということになりますからね。
武器を持てばある程度は強くなれます。でも単に武器を持っているだけでは、強さに限界はあります。それを自分の意思で自由自在に使いこなせるようになることで、より一層強くなれる。そういうことなのではないでしょうか?
恐らく、これが天晴の最後の忍者としての成長であったのだと私は思います。
やっぱり好天の正体は・・・
今回のストーリーの中で、初めて好天が天晴を認めましたね( ´艸`)
「まだ一人前とは言えんが、小さな一歩は踏み出せたか・・。ちょびっとだけブラボーじゃ」
と。
ここで、何故か指先が光っちゃいましたね( ゚д゚)
これ、意味のある演出ですよね?絶対!
やっぱり、好天は、普通の人間ではなく「終わりの手裏剣」なのでは?
この私の推測、的中・・・でしょうか?
いずれにしても、ニンニンジャー達の忍者としての実力も好天が認めるほどのレベルに達してきており、好天の役割も終えようとしていることは事実のようです。
好天も「そろそろ あ奴らも、わしから巣立つときが来たようじゃな」と言っていますので( ´艸`)
逆にいえば、もしかすると次回には好天の正体が明らかになるのではないかと思いますが、どうでしょう?
予告で流れた映像では、なぜか好天と旋風そして獅子王がシュリケンジンで戦っていましたからね。その流れで、なし崩し的に正体を明かすのではないかと期待です(`・ω・´)b
徐々に盛り上がってきましたね。
次回も楽しみです。
次回は、天晴が更に忍タリティアップしちゃうかも?
予告の映像を見る限り、次回の戦いの中で天晴をはじめニンニンジャーの面々の忍タリティがグーンとアップしちゃいそうな予感です。
特に、天晴は蛾眉 雷蔵(がび らいぞう)を倒した時と同じくらいの集中力を見せているシーンが予告の中でありました。
今回のストーリーで得た忍タリティと併せて、最高に忍タリティを高め、もしかすると牙鬼萬月を倒してしまうかもしれませんね。
次回が忍びの42、ということは残り5回ですもんね。本当に萬月を倒してしまうかも。というか、萬月はかなり強く、頭もキレる強敵ではありましたが、やっぱり本丸ではなかった・・・ということなのかもしれませんね。
となると、やはり現在逃亡中の十六夜九衛門がラスボス?あるいは、物語最後の鍵になる?ということでしょうか?
まだ、先が読めません。
次回も併せて残り6回でどのように物語をまとめるのでしょうか?
大変気になりますし、楽しみです。
次回の視聴が待ちきれません。
まとめ
忍びの41では牙鬼萬月が催す「牙鬼家当主継承披露目式」を通し、天晴がまた一歩成長しました。
そして、忍タリティを高め、好天に「ちょびっと」認められるまでになりました。
しかし一方で、牙鬼萬月の罠にまんまとハマり、覇王シュリケンジンを奪取されるという事態に。奪われた覇王シュリケンジンによって、ゲキアツダイオーは敗れるのでした。
こんな状況下で、天晴をはじめニンニンジャーたち6人はピンチを乗り越えられるのでしょうか?
物語は徐々にクライマックスへ向け、盛り上がっていきますよ!
次回も楽しみです。
私はニンニンジャーをAmazon Prime Videoで見ています。本記事執筆時点ではまだ無料配信されていますよ。
Amazon Prime Video以外にU-NEXTやhuluでも定額無料配信がされているみたいです。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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