第48話でとうとうジョー対力石の一戦が始まりました。
特訓の成果を発揮して、力石のアッパーをスェイバックで避けつつ、力石にパンチを入れるジョー。
周りから見ていると、ジョー優勢に見えた試合ですが、当の本人であるジョーは「ハエ1匹殺せないパンチ」にしかなっていないことを悟っていたわけです。
そんなジョーはアッパーで攻め続ける力石にどのように攻撃を仕掛けていくのでしょうか?
予告によると、ジョーは強烈なダウンを取られるそうですが、どのような展開からそうなるのでしょう?
あしたのジョー第49話を視聴した結果をまとめました。
力石の作戦の真意が見えてきた回
今回のエピソードで、徐々に力石の作戦の真意が見えてきました。
大筋の流れは次のような感じです。
- 力石のアッパーカットをスェイバックでよけつつ、「ハエ一匹殺せない」パンチで攻撃を続けるジョー
- 第2ラウンドが終わり段平から「ダメージ作戦」を試してみるよう指示されるジョー
- ジョーは力石のアッパーカットのスキをついて、懐に潜り込みショートフックのつるべ打ちをする「ダメージ作戦」を試みる
- 「ダメージ作戦」により力石を少しずつ追い詰めるジョー、しかし決定的なダメージを与えられない
- 「ダメージ作戦」を続けるジョーに対し、ショートフックで応戦をし始める力石
- ショートフックとアッパーの組み合わせで、ジョーとの間合いを支配する力石になす術のないジョー
- そんな力石はカウンターを決め、ジョーから2回のダウンを取る
- 第4ラウンドに入り、これまでと同じように「ダメージ作戦」で攻撃を続けるジョーに対し、力石はタイミングを合わせとうとうアッパーカットを決める
- アッパーカットを食らい、ダウンをしてしまうジョー
ジョーがダウンしカウントを取られているところで、今回は終了しました。
力石の作戦の真意、それはジョーの攻撃「全て」を無効にすることにあったみたいです
力石のアッパー作戦は、これまでジョーの「ノーガード戦法」を防ぐ目的であると思われていました。
私もそうなんだろうなぁ、という感じでボ~っと見ていたわけですが、どうやらそれだけではなかったみたいです。
アッパー作戦の真意、それはジョーの攻撃「全て」を無効化することにあったみたいなんです。
具体的には次のような攻撃に対してです。
- クロスカウンター:ストレートではないので、クロスカウンターは打てない
- 通常の攻撃:アッパーを恐れ、近づけないので、腰の入ったパンチを打てなくする
- 接近攻撃:アッパーカットをかわせなくする(攻撃はできても、逆にカウンターを受ける)
厳密には接近攻撃を無効化しているわけではありませんが、接近攻撃を選択すればアッパーの餌食になるということで、結果的に力石に有利に働いてしまうというわけですね。
ジョーに残された攻撃の手立ては他にないはずです。
ジョーが文字通り手も足もでない状態になってしまったこの試合、力石の一方的な勝利で終わってしまうのでしょうか?
それとも、ジョーが信じる自身の中に眠る野生の勘で勝機を見出すことができるのでしょうか?
ジョーの藁をもすがる気持ちが、段平への「ありがとう」につながったのか?
力石の作戦に翻弄されるジョーが、段平から「ダメージ作戦」の指示をもらいとっさに
「ありがとう」
といって、段平が驚くシーンがありました。
これまでジョーからまともに「ありがとう」と言われたことのなかった段平は驚くと同時に
「今日のあいつは今までと違う
よっぽど どうかしてるぜ
何かが変わったんだ」
というわけです。
段平のいうとおりこれまでにない強敵を相手にした試合の中でなす術もなく、「藁をもすがる」気持ちのジョーが段平の指示(アイデア)に素直に礼を言ったというシーンですね。
これまでも試合の中で少しずつ成長を遂げてきたジョー。青山との試合の中でも負けることがないと思っていたジョーが試合の中で自分の力量やボクシングというスポーツの奥深さを知ったことでガードをすることを覚えました。
段平は謙虚なジョーを目の当たりにして「いままで礼を言ったことがない」というような表現もしていました。
しかし、ジョーは試合や自分の置かれている状況を常に客観的に冷静に捉えていて、本当にどうしようもない時は結構素直になれる一流の思考法を身につけている人物なのではないでしょうか?
できるところまでは自分で考えて突き詰めていけるから、ものすごいスピードで技術を上達させることができ、躓いたら周りからの情報や意見に耳を傾け取り入れれ新たな進化を遂げることができる。
それがジョーの強みなのだと思います。
つまり、ジョーはこの試合を通じて確実に強くなっているというわけですね( ´艸`)
次回はジョーの専売特許ノーガード戦法を力石がやっちゃうみたい(笑)
次回はジョーの専売特許だったノーガード戦法を力石がやっちゃうみたいですよ。
いまの時点でジョーにダメージを与えていることの力石がなぜ、ノーガード戦法をし始めるんでしょうかね?
ジョーが力石のアッパー作戦を破る秘策を思いついて反撃をするのでしょうか?
であるとしたら、それはどんな作戦なのでしょうか?
ジョーにできる手立てはこれ以上ないと思っていたんですが・・・、気になりますね。
それに力石がノーガード戦法をとった場合、どちらが攻撃の口火を切るのかも興味のあるところです。
次回でジョーと力石の試合の決着がつくみたいです。
早く次回が見たいです。
まとめ
「あしたのジョー」の第49話ではジョーが力石からダウンを取られ劣勢な試合運びとなる様子が描かれました。
力石のアッパー作戦の真意は、ジョーのあらゆる攻撃を無効化することにあったのです。
アッパーを避けるために間合いを取れば力石に有効な攻撃できないですし、近づけばアッパーの餌食となる。ジョーの十八番クロスカウンターもアッパーカットには無効、というわけです。
そんなジョーはとうとう力石から2回のダウンを取られ、今回の最後には強烈なアッパーを決められてしまいました。
ジョーはダウンから立ち上がることができるのでしょうか?
次回は力石がなぜかノーガード戦法をやるという展開のようです。
今回の描かれた試合の様子からは、力石優勢で試合はほぼ決まりなのかなとも思いましたが、恐らくジョーが巻き返してくるのでしょう。
それに対して、力石がノーガード戦法をやるという流れと予想します。
どんな展開となるのか楽しみで仕方ありません。
次回の視聴も待ちきれません♪
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