前回は旋風(つむじ)の活躍により牙鬼萬月によって奪われたシュリケンジンを取り戻し、突如現れた「終わりの手裏剣」を使うことで牙鬼萬月を倒すことに成功しました。
この戦いを通じ、ラストニンジャである好天(よしたか)に本当の意味で認められたニンニンジャー達なのでした。
一方、ニンニンジャー達に倒され虫の息だった牙鬼萬月の前に十六夜九衛門が姿を現しました。九衛門は小槌と萬月の首飾りを奪い、なんと自分の正体が牙鬼弦月の息子であるということを萬月に告げてその場を去ったのです。
強敵だった萬月を倒したことでピンチを脱したニンニンジャー達ですが、牙鬼軍側の動きが活発になっており、予断を許さない状況であることには変わりないですね。
そんな状況なわけですが、なぜか今回は再び小休止の回みたいですよ。
予告ではハリケンジャーの追加戦士だったシュリケンジャーが登場するみたいです。どんな展開になるのでしょうか?また、物語終結に向けたヒントは隠されているのでしょうか?
忍びの43を視聴した感想をまとめました。
- 番組名:手裏剣戦隊ニンニンジャー
- サブタイトル:忍びの43 「伝説のニンジャ!妖怪かるた大作戦」
- 放送日:2015年12月27日
- 視聴日:2020年12月17日
- 視聴サイト:Amazon Prime Video
忍びの42 あらすじ
一言でいうと、今回は95%が総集編、残り5%がクライマックスへのプロローグという感じの回でした。
お話の冒頭で唐突に現れたシュリケンジャー。
忍者の名誉を守る会から頼まれて、冬期講習にやってきたという名目でなし崩し的に登場です。
過去に倒した妖怪を分析するということで、なぜか「妖怪かるた」をすることに。
最初のうちは普通にかるたで楽しんでいたニンニンジャー達。
しかし、なぜか封印の手裏剣が自らかるたにのり移り、妖怪化、「妖怪フダガエシ」となってしまうのです。
それに気が付かないニンニンジャー達はそのままかるたを続行。
しかし風花がお手付きをした直後、かるたの中に消えていくという事態が発生。
風花は、かるたの世界に閉じ込められ、そこには一度倒したもののパワーアップした妖怪が待ち構えていたのです。
そこでフダガエシが正体を現し「助け出す方法はただ一つ、このかるたを最後までやるだけ」と言ってニンニンジャー達にかるたを続行させます。
しかし、八雲(やくも)、霞までがかるたの中に消えてしまったところで、天晴(たかはる)たちは作戦会議をします。
そうして出た答えは、わざとお手付きをして、残っていた3人が、風花達が捕らわれている世界に行くこと。
風花、八雲そして霞が捕らわれていたそれぞれの世界で2人組となったニンニンジャーたちはあっさりとそれぞれの妖怪を倒し、元に戻ってくることに成功したのです。
ニンニンジャーたち6人は、元の世界に戻り今回の事件の犯人だったフダガエシを倒し一件落着という回でございました。
一方その頃、有明の方は姿が見当たらない萬月を探し続けていたのです。そこへ十六夜九衛門が現れ、萬月が死んだことを有明の方へ告げるのでした。
すると萬月が死んだことを知った有明の方から、大量の恐れの力があふれ出したのです。九衛門は
「これだ!この恐れだ!この恐れを待っていた!」
と言い、小槌の力で牙鬼弦月を復活させたところで、今回は終わりました。
とうとう牙鬼弦月が復活!クライマックスへ!!
今回は、完全な総集編だなぁ、と気を抜いて見ていたところ、またしても最後に持っていかれました(笑)
本当に牙鬼弦月が復活してしまいましたね。
しかも、その復活のさせ方、鍵は有明の方だったんですね。
確かに、有明の方は登場した直後はニンニンジャーの前に出てきていましたが、それ以降は幹部妖怪という位置づけのはずなのに、あまり仕事してませんでしたからね。
私の中では、「当主の奥方という立場があるから、仕事する必要はないのかなぁ」とは思っていたんです。・・・でも、それならなぜあのタイミングでの復活だったのかなとは思っていたんですよ。ずっと。
十六夜九衛門が、身内に正体を隠していたことの伏線も含めて考えると、最初から、このイベントを計画していた・・ということなんでしょうか?
そうであるとすると、牙鬼萬月もその駒の一つに過ぎなかったということになりますかね?
なぜ、あのタイミングで唐突に誕生したのか、確かに不思議ではあったんですよね。
だって、当主がいないのにね( ´艸`)
妖怪だから?と何となく自分自身を納得させていましたが、やっぱりおかしいですもんね。
恐れの力が満ちて、自然に萬月が誕生したというよりは、何かしらの仕掛けを九衛門が仕込んでおいたのかもしれませんね。
萬月ってもしかすると、もともとは下級妖怪だったりするのかな、とも思っています。もしかすると、どこかのタイミングでその謎が明かされる時がくるのかもしれませんね。ちょっと楽しみです。
シュリケンジャーは客寄せパンダでした(笑)
前回の感想で、「シュリケンジャー登場 キタ――(゚∀゚)――!!」なんて見出しでいろいろと書いちゃいましたけど、完全な客寄せパンダでしたね( ´艸`)。
ただ、久しぶりに見れて懐かしかったので、よしとしましょうか(笑)
松野太紀も健在のようで、何よりです。ちなみに、Wikipediaの記事で読んで初めて知ったのですが、どうやら今回のシュリケンジャー登場回は、松野太紀がプロデューサーの柴田宏明氏に懇願して実現したようですよ( ´艸`)
マジっぽいです。
どうやら、「ハリケンジャー 10 YEARS AFTER」では諸事情により松野太紀は出演できず、そうとう悔しかったみたいですね。そのため、同作品は未だ観ていないそうです(笑)
松野太紀って、スーパー戦隊シリーズでは悪役の常連だったそうです。しかしどうやらシュリケンジャーが数少ない戦隊シリーズのヒーロー役だったので、思い入れも強かったのかもしれませんね。
笑っちゃいけないですよね。でも、ちょっと微笑ましかったです。このネタ。
何はともあれ、シュリケンジャーはファイヤーモードも披露できましたし、思い残すところなしって感じですね。
本当に、お疲れ様でした。
次回は、最終決戦の幕開け!
唐突に復活を果たした牙鬼弦月ですが、予告を見るとどうやら蛾眉 雷蔵(がび らいぞう)も復活しているみたいですね。
結果として牙鬼家揃い踏みでの天下統一合戦ということになりそうです。
よく見ると、牙鬼弦月、有明の方、晦正影(つごもり まさかげ)、蛾眉雷蔵そして十六夜九衛門と、全員でちょうど5人となっており、スターニンジャーを除けばニンニンジャー5人に対応した形になりますね。
ここに好天がどう絡んでくるのかが、見どころではないでしょうか?
予告の中では天晴たちに最後の修行をつけている様子でしたが、その真意はどのようなものなのでしょうか?
最終話が47話。
次回が43話ということで、次回も含めれば残り5話になります。
牙鬼弦月については、少し早めな復活かなとも思いましたが、それぞれの登場人物の掘り下げを丁寧にしてくれそうで、期待大です。
次回の視聴が楽しみです。
まとめ
忍びの43はハリケンジャーの追加戦士、シュリケンジャーが登場。なし崩し的に妖怪かるたをするというお話でした。ですが、これは総集編のためのストーリーで、今回の本題は最後の2分にぎゅっと濃縮されておりました。
牙鬼萬月の死を知った有明の方から、大量の恐れの力があふれ出し、牙鬼弦月が復活を果たしたのです。
次回は、とうとう最終決戦の幕開け。
ニンニンジャー達は最終決戦を前にして、好天から最後の修行をつけてもらうようですよ。どのような修行になるのでしょうか?
また、復活を果たした牙鬼弦月の強さは如何に?
どのようなストーリーが展開されるのか気になりますね。
次回も楽しみです。
私はニンニンジャーをAmazon Prime Videoで見ています。本記事執筆時点ではまだ無料配信されていますよ。
Amazon Prime Video以外にU-NEXTやhuluでも定額無料配信がされているみたいです。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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