前回は、唐突にハリケンジャーの追加戦士だったシュリケンジャーが登場。ニンニンジャーのメンバーと妖怪かるたをやりながらの総集編回でございました。一応、妖怪フダガエシが登場し、ひと騒ぎはありましたけどね( ´艸`)
しかし、それだけでは終わりませんでした。
なんと十六夜九衛門が有明の方に、牙鬼萬月の死を告げたところ、有明の方から大量の恐れの力があふれ出し、牙鬼弦月が復活してしまったのです。
とうとう現れた敵の大将を前にニンニンジャー達は太刀打ちできるのでしょうか?
予告では決戦を前にラストニンジャ伊賀崎好天(よしたか)が、最後の修行をニンニンジャー達に施すようです。どんな修行になるのでしょうか?
忍びの44を視聴した感想をまとめました。
- 番組名:手裏剣戦隊ニンニンジャー
- サブタイトル:忍びの44 「最終決戦!ラストニンジャの試練」
- 放送日:2016年1月17日
- 視聴日:2020年12月18日
- 視聴サイト:Amazon Prime Video
忍びの42 あらすじ
今回は、牙鬼弦月が復活。天下統一を開始したという回でした。
冒頭で早速、牙鬼弦月自身の口から、十六夜九衛門の事実が語られました。
これを聞いて、これまでの謎が一つ解決。
十六夜九衛門はどうやら弦月の側室の子供、牙鬼久右衛門新月だったようです。
そして、弦月が封印される直前に妖力を使いこの時代に送り込まれたということだったんですね。
だから、弦月が「444年後に・・・」と時期も含めて自らの復活を予言していたというわけです。
その九衛門は蛾眉雷蔵(がびらいぞう)の角をとりだし、弦月の妖力で復活させます。雷蔵が復活し牙鬼軍の戦闘態勢を整ったところ、久右衛門は晦正影(つごもりまさかげ)にニンニンジャーを倒すよう指示するのでした。
さんざんバカにしてきた九衛門の正体を知った晦正影は、これまでの非礼を詫び従うしかないですよね( ´艸`)
晦正影の妖力によって撹乱されるニンニンジャー達ですが、成長した八雲と風花によって晦正影の妖力を打ち破ることに成功、見事晦正影を打倒するのでした。
一方その頃、天晴(たかはる)は、ラストニンジャである好天(よしたか)から最後の修行、ラストニンジャレースの最終試験を受けていました。
この最終試験は、ニンニンジャー一人ひとり行うということで、最初に天晴が試験を受けることになったわけです。そこで耳にした事実、それはラストニンジャになるということが、現継承者から命とその者の忍タリティを奪い取ることであるということ。
つまり、孫の天晴が祖父好天を倒さない限り、天晴はラストニンジャにはなれない、そういうことです。
好天もまた、実の父を倒すことで、忍タリティを受け継いだわけです。
それを聞き、愕然とする天晴。
果たして、ニンニンジャー達はこの先どのように好天と向き合えばよいのでしょうか?また、ラストニンジャになることを諦めず好天を倒すのでしょうか?それとも、別の道を選ぶのでしょうか?
牙鬼軍完全復活の回、でもいきなり晦正影が脱落?
牙鬼弦月が復活し、その妖力によりあっさりと蛾眉雷蔵も復活。
なんだか、振出しに戻った感じですね。
十六夜九衛門が弦月の実の息子であることを知った晦正影、素直に九衛門に詫びを入れたのが、好感度アップでした。
晦正影登場当初は、そうとう九衛門で遊んでいましたからね( ´艸`)
九兵衛とか、十衛門とか・・。
しまいには、裏切者呼ばわりする始末。あれ以上の粗相をしてなくてよかったですよね。
ただ、その仕返しというわけではないですが、いきなり九衛門から前線に出るよう指示を受ける晦正影は、今話でやられてしまうことになったわけです。
今回晦正影が見せた妖術は、街の人やニンニンジャー達の記憶を改ざんできるもの。晦が自分たちにとって頼れる人・尊敬できる人、いい人などのポジティブな存在であると思い込ませて、撹乱するのが狙いです。
現に霞、凪そしてキンジの3人はこの術にかかってしまうわけです。一方八雲と風花は、天晴を信じる気持ちでこの妖術を跳ねのけることができました。
これが、ニンニンジャー達の成長の証しということなのでしょうね。
もちろん、八雲と風花は、術を掛けられる前に、晦に操られた霞たちに遭遇、追われることになったからこそ、術にかからぬよう、より一層信じる心を強く保てたということは言うまでもないですけどね。
この術、もっと前に使っていればあっさりニンニンジャー達を倒せたのではないかと思ったのは私だけですかね?
もちろん、晦正影も軍師としてのプライドがあるでしょうし、そうそうやすやすと自分が出張って自ら作戦行動はとらないでしょうけどね。
それにしても、晦正影の正体が小人(?)というのはちょっと笑えましたよ。普段見ていた晦正影はからくりだったんですよね。本体は、ソフビ並みの大きさ。だから、普通の攻撃は効かなかったというわけ。
ハリケンジャーでいうところのサーガイン的な敵幹部でした。
ニンニンジャー達はラストニンジャを諦めるのか?
ラストニンジャを受け継ぐには、現継承者から命を奪うと共に、その者の忍タリティをも奪う必要がある。
これは、ちょっと考えていませんでした。
よくあるパターンといえば、そうなんですけどね。
すぐに思い浮かぶのは「るろうに剣心」のアレとかですよね。(←ジャンプの作品は、あらすじを書くと、法的手段に訴えられるそうなので、詳しくは書きませんけど・・・)
でも、この現実をニンニンジャー6人はどう受け止めて、どう対応していくのか?
ある意味これは、本当の意味での最後の修行、あるいは最終試験なのかもしれませんね。
忍びの41(↓)でも語られた「守破離」。最後の「離」をニンニンジャーたち6人の解釈でどのように達成するのか?そこが最後のテーマと言えるのかもしれません。
最終的に「ラストニンジャ」になることそのものではなく、そうではない何者になるのかを考えていくことがそれぞれの成長につながるということが示されるのではないかなぁ、と私は推測しています。
ここ数話の内容的に考えると・・ですが。
そして、これこそが今作品のテーマになるのではないか、とも思うのです。
最後まで視聴し、ニンニンジャーのテーマをちゃんと見届けたいと思います。
次回、アカニンジャーが3人登場?
次回は、なんとアカニンジャーが3人登場するみたいです(謎)
どうやら、次回のタイトルを見る限り、好天や旋風(つむじ)がアカニンジャーになるっぽいのですが、本当なんでしょうかね?
好天は許せるとして、旋風の忍タリティをそんなに簡単に取り戻せるのか?という問題がありますからね。
第一、仮に忍タリティを取り戻せたとしても、旋風って恐らく30年以上修行してないですよね?そんな人が忍タリティを取り戻せても動けないんじゃないかなと思ってしまうわけですが、どうなんでしょうか?
あと、予告の映像で十六夜九衛門は登場することがわかったのですが、九衛門より先に前線に出るべき蛾眉雷蔵はどうするのかが、疑問ですね。
やっぱり弦月の盾となるべく、弦月の元に残るのではないでしょうか?
気になります。
いずれにしても、ニンニンジャーも残り3話。
どのような展開となるのか眼が離せません!
次回の視聴が楽しみです。
まとめ
忍びの44では蛾眉雷蔵も復活し、牙鬼軍が再集結しました。
十六夜九衛門の命により晦正影がニンニンジャーを倒すべく前線にでますが、成長したニンニンジャーを前に返り討ちにあう結果となりました。
好天からラストニンジャになるための最終試験を受ける天晴は、ラストニンジャになることが好天を倒し、その忍タリティを受け継ぐことであることを知り戸惑います。
ラストニンジャになるべく切磋琢磨してきたニンニンジャーたちですが、この試練をどう乗り越えるのでしょうか?
次回は、好天、旋風も参戦し牙鬼軍と決戦を迎えます。
旋風の忍タリティを無事取り戻すことはできるのでしょうか?
また、牙鬼軍はニンニンジャー達に対してどのように攻撃してくるのでしょうか?
クライマックス真っ只中のニンニンジャー、次回も楽しみです。
私はニンニンジャーをAmazon Prime Videoで見ています。本記事執筆時点ではまだ無料配信されていますよ。
Amazon Prime Video以外にU-NEXTやhuluでも定額無料配信がされているみたいです。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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