前回は巨人同士の戦闘が終わり、パラディ島へ帰還する飛行船の中の様子が描かれた回となりました。
戦闘を終え飛行船に入ったエレンは、ただならぬ雰囲気の中仲間の手によって拘束されます。
その後、ガビとファルコが飛行船の中に侵入し、ガビの発砲によりサシャは死亡しました。
拘束されたガビとファルコは、ハンジとジークの会話を耳にし、今回の惨事がジークにより計画されたものであることを知り、驚愕するのでした。
今回は一連の作戦の中で死亡した兵士の葬儀を軸にして、「3rd Season」と「The Final Season」の間に起きたエピソードが描かれるようです。
どのようにしてパラディ島勢力がここまでの力をつけることができたのかがわかる回になりそうです。
#68「義勇兵」を視聴した感想をまとめました。
- 番組名:進撃の巨人 Final Season
- サブタイトル:#68 義勇兵
- 放送日:2021年2月8日
- 視聴日:2021年2月21日
- 視聴サイト:Amazon Prime Video
#68 義勇兵 あらすじ
今回は前シーズンである「3rd Season」と「The Final Season」との間を埋める話を中心に描かれました。
その「間を埋める」内容は、サシャが殺された時点から3年前の話になります。
- マーレ軍の調査船がパラディ島に到着するや進撃の巨人により丘に持っていかれる
- そこでハンジは調査船の船員に対して対話を持ちかけるが、調査船の船長はそれを断る
- 調査船の船長がハンジに向け発砲しようとしたところで、ある兵士(イェレナ)により射殺される
- イェレナの掛け声と共に、調査船のマーレ兵はイェレナ側の兵士によって拘束される
- イェレナはハンジやリヴァイ達と会談をし、次のような内容を話した。
- マーレ軍の兵力について
- マーレ軍がパラディ島を攻めてこない理由について
- イェレナたちはジーク・イェーガーの命を受けて行動をする反マーレ派 義勇兵であること
- イェレナたちはハンジたちにマーレの技術を伝え、パラディ島の技術力は急速に発展していった
- そして様々な事業を共に行うことでマーレ人とパラディ島のエルディア人との間に信頼のようなものが築かれようとしていた
- 一方で女王であるヒストリアが出席する会議の場で、ジーク・イェーガーの要求について審議がなされる
以上の内容をアルミンが思い出しながら、拘束されている(?)アニに話しているシーンで現在に戻るという演出でした。(ここは原作通り)
そして現在の話としては次のような内容が描かれました。
- マーレ人であるニコロがサシャの墓参りに来るシーン:ここでパラディ島の兵士にボコボコにされているところをジャンやコニー達に助けられる
- パラディ島に協力をしてきたイェレナたち義勇兵が、なぜかピクシス指令を中心とする軍隊に銃を突きつけられて拘束される
- 鏡に向かってエレンが「戦わなければ勝てない・・戦え・・戦え」と自分に言い聞かせる
前回までとは一転してパラディ島がよい方向に発展していた3年前が描かれた回でした
今回はマーレ襲撃から遡る事3年前の出来事を中心に描かれましたね。
ハンジたちが義勇兵と話し合いの席を持ち、マーレ側の現状や考え方を知ることになったわけです。
そしてパラディ島のエルディア人たちは、未知の技術をマーレから教わり、協力して港を造るという事業まで成功させることもできたわけです。
この下りは、パラディ島と義勇兵との間に建設的で友好的な関係性を築けたことを物語っていて、アルミンでなくても見ていて気持ちがよく、このままいい関係が続けばなぁと思わせてくれるエピソードでした。
ただ人類史がそうであるように「進撃の巨人」でもいいことばかりは起きず、結局根っこの部分で信じることができない人たちによって、有効な関係を壊してしまうことになってしまうわけです。
その辺りの内容については次回もう少し詳しく描かれると思いますので、もう少し待ちましょう♪
サシャの墓に訪れた人が物語の鍵の一つを持っているのかも♪
サシャの墓に訪れたニコロとサシャの両親そして・・・金髪の少女は・・・。
金髪の少女については、今回は控えておきましょう。
ただ、この墓参りに訪れたメンバーが非常にやんわりとですが、物語の鍵の一つになっていきます。
これもサシャの死がなければ起きなかった展開なんですよね。
ニコロが招待していた食事会の席がポイントの一つになるので、是非お見逃しなく!
次回は唐突に出てきたピクシス指令の行動を説明するエピソード・・かな?
今回のエピソードで
「えっ?」
となったのが、イェレナやオニャンコポンたちが突然ピクシス指令を中心とした軍隊に拘束されたことかもしれませんね。
せっかく順調に協力関係を築けたはずなのに。
しかも、この話はイェレナたちがマーレ軍にかなりのダメージを与えてパラディ島に戻って来た後の話なので、ますますよくわからない展開という感じですよね。
その理由や背景を説明するエピソードが次回の内容というわけです。
上手いなぁと思ったのは、その理由のヒントが今回のストーリーの中でも語られているという点。
そのヒントはジーク・イェーガーなんです。
ジーク・イェーガーの命を受けて行動する義勇兵、彼らに対してピクシス指令をはじめとする上層部がどう感じているのか?
その結果が今回のエピソードで出てきた突然の「裏切り(?)」というわけです。
次回のエピソードも楽しみですね。
まとめ
「進撃の巨人 The Final Season」の第9話について、あらすじと物語の背景についてまとめてみました。
今回は「3rd Season」と「The Final Season」の間を埋める重要なエピソードの一つが描かれました。
パラディ島側がいかにしてマーレ側の内通者と手を組んだのかがわかりました。そして、その内通者はジーク・イェーガーの命を受けて行動する義勇兵と自ら名乗る存在であることもわかりました。
彼らはパラティ島のエルディア人に多くの技術やマーレ側の知識を与え、今回のマーレへの攻撃を成功に導いたわけです。
しかしそんな義勇兵もパラディ島のエルディア人に100%の信頼を勝ち得てはいなかったようですね。
次回は信頼を勝ち得ていなかった背景となるエピソードが描かれるようです。
次回も楽しみです。
私は「進撃の巨人 The Final Season」をAmazon Prime Videoで見ています。本記事執筆時点ではまだ無料配信されていますよ。
Amazon Prime Video以外にU-NEXTやhuluでも定額無料配信がされているみたいです。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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