この記事ではガンダムシリーズを、私の思い出とともに振り返りたいと思います。
結論から申し上げるとタイトルどおり、実は子供の頃、ガンダムのストーリーを全く理解できていませんでした。
でもロボットはカッコよかったので見続けていました。そんな私がどんな風にガンダムに対する見方を変えていったのかについてまとめてみました。
子供の頃、ガンダムって全く理解できていなかったです
ガンダム(シリーズ)について
ガンダムは、説明の必要もないほど有名な日本のロボットアニメです。日本ロボットアニメの金字塔なんて言う表現もされますよね。
確かSEEDからはファン層も大分変ってきていて、かなり幅広い世代にファン層が広がったと認識しています。
そんなガンダムですが、ファーストが放映されたのって1979年4月なのでもう40年以上前なんですよね。
それからいくつもの派生作品(?)がでて、一つのシリーズとなってしまいました。ファースト世代の皆さんにとっては、いろいろと思うところもあるでしょうが、時代の流れですし、一つの作品が「愛されている」と考えれば、悪いことではないでしょう^^
このガンダムですが、テレビで放映されていたものだけでもかなりありますよね。
一応自分がチェックできているものだけ列挙してみると次のようになります。
- 機動戦士ガンダム(1979年~1980年)
- 機動戦士Zガンダム(1985年~1986年)
- 機動戦士ZZガンダム(1986年~1987年)
- 機動戦士Vガンダム(1993年~1994年)
- 機動武道伝Gガンダム(1994年~1995年)
- 新機動戦記ガンダムW(1995年~1996年)
- 機動新世紀ガンダムX(1996年)
- ∀ガンダム(1999年~2000年)
- 機動戦士ガンダムSEED(2002年~2003年)
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(2004年~2005年)
- 機動戦士ガンダムOO(ファーストシーズン)(2007年10月~2008年3月)
- 機動戦士ガンダムOO(セカンドシーズン)(2008年10月~2009年3月)
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第1期)(2015年10月~2016年3月)
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期)(2016年10月~2017年4月)
オルフェンズはたまたまチェックできていたんですが、その前後のシリーズはまったくチェックできていません。
多分ガンダムファンの中でもいろいろと賛否両論ある作品が増殖中という感じなのかもしれませんね。私は何かしらのこだわりを持っているというわけではないのですが、仕事の都合上ノーチェックだったというだけです^^
かなり大きくなるまでガンダムの世界観を正しく理解できてませんでした(笑)
私はZからリアルタイムで見てます。なので、ガチのファースト世代に比べてかなりゆるいガンダムファンといえるのかもしれません。
私の場合、ガンダムもガンダム以外のロボットモノと同じような視点で見ていたような気がします。ゴライオンとかコンバトラーVなんかと同じ感覚で。
そう言ってしまうと、ガチのファースト世代の人から相当怒られるかもしれませんが、当時はそうでした。
だったので、注目していたのはあくまでもモビルスーツでキャラクターの心の葛藤はまったく目に入ってませんでしたね(笑)
それでもカッコいいと思って見続けていましたけど。
まぁ、それを後押ししていたのは、やはりガンプラだったのかと思います。
そう考えるとガンダムって本当に商業的に上手に成功したんじゃないかと、自分の体験をもってそう思えます。
モビルスーツ以外の内容が私の頭に入ってこなかったもう一つの理由は、ストーリーが当時の自分にとって難しかったということが挙げられますね。Zから入ったから余計にそうだったのかもしれません。
自分の頭に残ってることって、カミーユが自分の名前のことを「女みたいな名前だ」って言われてキレちゃうところとか、その後ボコられるところとか、そんなもんですよ。
なんとなく「ガンダム側が良者で、ザク側が悪者」みたいな、そんな目でしか見れてなかったです(ガンダムガチ勢の皆さん、ごめんなさい)。
大人になってからこそ理解できる作品だと思います
ちゃんと理解して見られるようになったのは、やっぱり中、高校生くらいになってからかな。といっても、中学生当時は放送がなくなっていて、高校くらいからVが始まったという感じでしたから、実際に内容を理解しつつ、登場人物の心の機微を感じながら、物語の中の勢力図とか、様々な要素を堪能して見られるところまでは至っていませんでした。
なので、実は噛みしめるようにガンダムを楽しめるようになったのは、ガンダムWくらいからなんです。その頃はもう大学生でしたけど(笑)
ちなみにGガンダムは結構楽しんで見ていましたが、これはこれでかなり議論になってしまうところだと思うので、この記事では割愛したいと思います^^
いま、いい年したおっさんになってガンダムを見ると、やっぱり「なぜここまでの人気作になったのか」がよくわかるような気がします。今でないと実感できない要素が盛りだくさんすぎますよね。
戦争というものの駆け引きはもちろんなのですが、そこに個々人の感情とか人としての成長が盛り込まれていて感情移入しやすいんでしょうね。またフィクションなんですが、かなり現実に起こり得そうな皮肉な結果とかが入っているのもこの物語の中に引き込まれる要素なのではないかと思います。
最近、ようやくポケットの中の戦争、0083、第08MS小隊を楽天TVで見たんですが、それを見ていてもいろいろと考えてしまいました。
やっぱりガンダムはただのロボットアニメじゃないですね。本当に。
まとめ
ガンダムについてとりとめもなく、つらつらと書いてしまいました。
子供の頃は全くと言っていいほどストーリーを理解せずに見ていたガンダムですが、年を重ねるごとに見方も成長して、いろいろな側面から見られるようになったと感じています。
実際、ファーストも何度も見ているんですが、見るたびに発見があり、見方が変わってきていると実感できたのは確かですね。
ファースト以降の作品について、いろいろと評価が分かれたりする点はさておき、私個人的にはそれぞれの作品を通してガンダムシリーズ全体の見方がだんだん磨かれてきている気がしていて、それだけでもシリーズ全作品にガンダム然としたテーマ性みたいなものがあるんだろうなと考えています。
ガンダムシリーズは本当に数も多くあり、好きな作品も多いので個々の作品についても順次記事にしていきたいと思っています。
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